CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

GIANT 2011 DEFY 日本発売モデル

2010-09-28 18:36:02 | ロードバイク

 2011 DEFY 日本発売モデルはDEFY ALLIANCEとDEFY2が姿を消し、新たにSRAMのAPEXを搭載したDEFY ADVANCED SEが加わり、2010年の9モデルから2モデル減の7モデルとなりました。
 昨年同様最上級モデルはDURA ACE搭載のDEFY ADVANCED 0。重量は6.9kgで価格は60万円(税抜)でスペックは2010年モデルと全く同じです。カラーは2010年のホワイトからブラック・ブルーに変わり少し精悍さが加わったように見えます。Defy_advanced0_2011
 カタログにも「レーシングバイクの剛性とコンフォートロードの快適設計。極上のロングライドを味わうフルカーボンDEFYの最高峰」という記載があるようにコンフォート系ロードバイクの頂点とGIANTが位置づけているモデルですが、コンフォート系のロードバイクに60万円もの対価を払う人がどれほどいるのでしょう?
 DEFY ADVANCED 1・2・3は2011年モデルからDT SWISS製のホイールセットに換わり、価格はそれぞれ4万円程度UPしていますので、2010年モデルの在庫があればそちらの方がお買い得感はあると思います。メインコンポーネントはULTEGLAと105でその他のスペックにほとんど変わりがなく、TCRの価格が下がったことを考えればDEFYの上位モデルは高級志向に走り過ぎている感は否めません。
 ちなみにDEFY ADVANCED 1はULTEGRAとDT SWISS 1700ホイールにチューブレス・タイヤの組み合わせで重量7.4kgで価格は何と39万円(税抜)と昨年のDEFY ADVANCED 1より同じ重量で4万円UP。DEFY ADVANCED 2はホイールセットがDT SWISS 1800に換わっただけで重量は7.5kgで32万円(税抜)です。2010年のDEFY ADVANCED 2はフル105で重量は8.3kgでしたが価格は25万円(税抜)でした。
Defy_advanced_se_2011  唯一注目はSRAM搭載モデルがDEFYシリーズに新登場したことでしょう。DEFY ADVANCED SEはSRAM APEXとA-CLASS 440の組み合わせで重量は7.8kg。価格もDEFY ADVANCEDモデルの中では最も安い22万円(税抜)です。2010年のDEFY ADVANCED3が8.6kg、2011年のDEFY ADVANCED3が8kgですから、その軽さとコストパフォーマンスの高さがお分かり頂けるのではないでしょうか?Tcr_advanced_se_2011
 TCR ADVANCED SEはSRAMのFORCE搭載で35万円(税抜)ですから、GIANTのADVANCEDモデルの中でDEFY ADVANCED SEが最も安いことになりますし、TCR COMPOSITE SEの18万円(税抜)には及びませんが、ADVANCEDで22万円はお買い得感があると思います。
 個人的に一番向いているのがこのDEFY ADVANCED SEだと思っているのですが、やはり20万円を超えると考えてしまいます。ただ、軽量のフルカーボンということを考えればロングライドを快適に楽しむならこれでしょう。
Defy3_2011_w  2011年モデルのDEFYはDEFY ADVANCED SEを真ん中に置いて、上位モデルと下位モデルの価格差が大きくなっています。ALLUX SLフレームのDEFYシリーズは2010年モデルと価格は全く同じですが、全モデルがコンパクトクランク採用となりトリプルモデルが姿を消しました。2011年モデルのDEFY 3は9.8kgと2010年モデルより400g軽量になっていますが、これはフロントギアが1枚減ったためだと見ています。それでも10kgを切ったロードバイクが8万円(税抜)というのは非常に魅力的に見えます。
 補助ブレーキを外し、ホイール交換やコンポーネント交換で8kg台まで軽量化することも可能だと思いますので、SHIMANOの2300でコンパクトクランクなら2×8の16段となりますが、ロードバイク初心者ならここからスタートして、徐々に改良しながら軽量化を計るというのも面白いかもしれません。
Defy1_2011  TCR1の価格が1万円下がった為、DEFY1との選択で迷う方も増えて来ると思いますが、個人的にはTCR1は実質的な値下がりとは見ていませんので、フレームデザインの新しさを考慮してもビギナーでレース参加などを考えていないのであれば迷わずDEFY 1をお奨めします。軽量ホイールと23Cタイヤに交換すればあっという間に8kg台のロードバイクになります。また、ドロップハンドルはちょっとという方には2011年モデルからESCAPE RXという選択肢が新たに加わりました。
 個人的にはDEFY 1の軽量化を考えるのなら初めからDEFY ADVANCED SEにした方がとは思いますし、COMPOSITEフレームに問題がなければTCR COMPOSIE SEという選択肢も十分ありと考えています。また、軽量化を考えるならDEFY 1よりTCR2の方が楽しみが大きいとも考えています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OCR FとESCAPE R3 | トップ | FULL LINE CATALOG 2011 日本... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ロードバイク」カテゴリの最新記事