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AfterEffects を使ってみる(11)ヌルオブジェクトとアンカーポイント 1/2

2007-07-03 01:26:22 | After Effectsを使ってみる(11)-(20)

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今回のネタは6月30日に出す予定だったのが、2回の訂正記事で流れていた物なので残っている画像を見て「何だったかな!?」と思ってしまう忘れっぽい今日この頃です。
このブログ作ってるのもその為なんだけどね^^

ヌルオブジェクトは、3Dソフトでもよく使われる機能で複数のパーツを組み立ててオブジェクトを作成するときに部品がバラバラにならないようにグループを作っていくような仕組みです。

Aftereffects_097

AfterEffects(AE)では、2Dでも3Dレイヤーでも利用できます。

ショートカットキーはCtrl+Shift+Alt+Y で四角形のオブジェクトが出てきますが、これはムービーをレンダリングしたりフレームを保存する場合でも画面には残りません。


Aftereffects_098

画面にある緑と青の四角形をヌルオブジェクトで一つのグループとする操作は上の図の通りです。

過去の記事に渦巻きのようなアイコンを「@」マークと書いてしまいましたが、私の見間違いでした。 ただし、このブログでは間違いと知りつつ「@」と表示していきます。


3Dソフト初心者用の参考書を読むと、まずヌルオブジェクトを作成してからパーツ(オブジェクト)を読み込み、オブジェクトを動かす前にヌルオブジェクト(ヌル)と関連付けしてから各オブジェクトの位置を合わせていくのが一般的な様です。

これには、理由があるのですが後で説明します。

Aftereffects_099

緑と青のオブジェクトがヌルの子になったならレイヤー「ヌル2」のスケールを変更してみると、オブジェクトがヌルと同じように変化したのに、オブジェクトのスケールの数値は変化していない事に注目しておいてください。

次に回転した場合の図が下になります。


Aftereffects_100

同様にオブジェクトの数値が変化していません。

もうひとつ、位置については下の図です


Aftereffects_101

2つのオブジェクトとヌルを重ねるとオブジェクトのX,Y座標は(0,0)になっています。

次は、ヌルと親子関係にない時の図です。


Aftereffects_102

またまた、この状態でヌルと親子関係にすると


Aftereffects_103

 

図に手書きで書いてあるように座標が変化しています。

3Dソフトで、はじめにオブジェクトをヌルと関連付けてからオブジェクトを動かすというのは、この座標が変化してしまう為で、もしオブジェクトを動かしてからヌルと関連付けるとオブジェクトがまったく違う場所に移動してしまうのです。

AEでは、この2Dでヌルと親子を組む場合、オブジェクトが勝手に移動する事は今回はありませんでしたが、私が使用している3DソフトのLightWaveでは、上記のような現象が起きてしまいます。


ヌルと親子関係になると、位置の座標はヌルのアンカーポイントから、オブジェクトのアンカーポイントまでの距離になり、ヌルを回転、拡大、縮小、透明度、移動などがヌルを動かすだけで、親子関係のオブジェクトを一斉に変化させる事ができます。

各オブジェクトはそれぞれ回転や移動などアニメーションさせる事も可能です。

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