After Effects CS4 の体験版を使って、さっそく混乱してしまった「タービュレントノイズ」と「フラクタルノイズ」について、「After Effects CS4 ユーザガイド」を調べてみました。
新機能の「タービュレントノイズ」は、「フラクタルノイズ」に代わるエフェクトとして登場しています。
タービュレントノイズには、「サイクル設定」オプションが付いていないので、ループアニメーションを作成する場合は、フラクタルノイズを選択します。
タービュレントノイズは、OpenGLレンダリングにも対応しており、ビデオカードが対応していれば、レンダリング時間が短くなります。
CS4でOpenGLに対応する機能は、以下の通りです。(ユーザーガイドから抜粋)
■ シャドウ(ポイントライトシャドウを除く。カラーシャドウはグレーで表示)
■ ライト(最大 8 つ)
■ マスク
■ アルファチャンネル
■ トラックマット
■ 交差レイヤー
■ 2D レイヤーと 3D レイヤーのトランスフォーム
■ GPU 対応エフェクト:アルファレベル、ベベルアルファ、ブラー、ブラー(ボックス)、輝度&コントラスト、ブラー(チャンネル)、カラーバランス、カラーバランス(HLS)、トーンカーブ、ブラー(方向)、ドロップシャドウ、ブラー(滑らか)、輪郭検出、ブラー(ガウス)、色相/彩度、反転、ノイズ、ブラー(放射状)、カラーカーブ、シャープ、色合い、タービュレントノイズなど。
■ すべての描画モード(ディザ合成およびダイナミックディザ合成を除く)
■ 3D レイヤーの金属プロパティ設定
■ ライトレイヤーの円錐ぼかし設定
■ 2D モーションブラー
■ 調整レイヤー
■ アンチエイリアス
■ 被写界深度ブラー
■ ネスト化したコンポジション
注意: プリコンポジションレイヤーにマスクまたは非 GPU 対応エフェクトが適用されている場合、ネスト化したコンポジションは OpenGL ではレンダリングされません。
<タービュレントノイズとフラクタルノイズの動作を比較してみた>
CS4体験版で、プリセット「バックグラウンド」→「スモーク」を開き、2種類のノイズを同じような設定にして、動作をチェックしてみました。
1920x1080のコンポジションでテストしてみると、フラクタルノイズの方がレンダリングが早いようである。
ビデオカードは、GeForce8800GTXなので、OpenGLには対応しているのだけど?
Quadro化も試してみたりして、もう少し調べてみるかな・・・
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