大好き!

美しい自然とともに

S先生

2010-07-13 19:47:29 | 日記
この病院はリハビリの為の病院です。各人にいろいろな教科の先生がつきます。その中に作業療法師のS先生がいます。 この人は20代終わりか30代そこそこの若い先生です。
私の担当になって2ヶ月になりますが何時もピンクの可愛いマスクをしていました。そのおかげで顔がわかりません。もしかしたら、顔に大きなあざがあるのでは?とてつもなく大きな口では?なんて思ったりしてました。
それがある日突然マスクを外して現れたのです。最初はビックリするよりも、誰だか解りませんでした。何時もの先生の声がするのでそちらを見ると、この人がそうなのか。と言う具合でした。顔はきれいな美しい顔でした。
本当のこと言うと、僕の心のなかではマスクの下は少し変わった顔と思い込んでいて、僕はそんなこと気にならない態度をしようと決めていたので、拍子抜けしました。でも、まだ背中で声がしているときが、S先生だ!という感じです。
この先生はとても変わった言葉を使います。僕の肩を持って、ここを毎日自分で揉んでください、と言うので、揉んでみると、「違う違うそんなに、指、指しないで」なんて言うのです。また、椅子にすわると、「もっと背もたれのほうにお尻をずらして、お尻ずりずり、はい!ずりずり」新しいことばがどんどん出てきてます。
そして、座ってくださ~い~♪、とか、やってみましょ~う~♪とか、唄うようにいいます。とても楽しい人です。きっと明日も誰かに、お尻ずりずりと言ってのでしょう。こんな素敵な先生も僕の大好き!です。