今日の未明に、ギリシャ・アテネのオリンピックスタジアムで、2006-2007シーズンのヨーロッパのサッカークラブの頂点を決める、表題の『チャンピオンズリーグ』の決勝戦がありましたね。
(日本語版の公式ホームページは、こちらです。)
今シーズンは、ミラン 対 リバプールの決勝戦でした。
先ほどまで、ビデオで録画していたゲームを、テレビで観戦していました。
結果から先に…。
2-1で、ミランが優勝しました。
この両チーム…実は2年前もこの舞台で戦っています。
そのときは、ミランが3点もリードしながら、後半残り6分で追いつかれ、最期はPK戦で敗れて、リバプールに優勝をさらわれています。
まさに、「因縁の対決」だったわけです。
この試合の全体を振り返ると…
「中盤のつばぜり合いを、どちらが制するか…」
というところに、ポイントがあったように思います。
試合が大きく動いたのは、後半30分過ぎころからではなかったかな?と感じます。
それまでを振り返ると、この両チームの戦いのコンセプトはちゃんと見えていました。
つまり…
「ミランは、リバプールのジェラード選手に、いかに仕事をさせないか…」
「リバプールは、ミランのカカ選手に、いかに仕事をさせないか…」
ということでしたね。
両チームとも、試合が大きく動くまでは、このコンセプトをしっかり各選手が頭に叩き込んでプレーしていたように思います。
ですが、試合が動き出してからは、リバプールの中盤が、ミランの中盤のペースに「合わせ過ぎ」たように思います。
それが、結果としてミランの優勝に傾いたと、小生は見ました。
ミランが、2年前の悔しさを胸に、サッカースタイルを徹底的に変えなかったことが、この勝利を呼び込んだと思います。
本当におめでとうございます。
この試合で、やっぱり「凄い」と感じたのは、「ピッポ」の愛称で親しまれているF.インザーギ選手です。
小生がイタリア『セリエA』の観戦にハマって間もないころは、G.ゾラ選手がバリバリに活躍していた当時のパルマに所属していて、ゾラ選手に代わる「スーパーサブ」的な存在でした。
1995-1996シーズンの、対ピアチェンツァ戦で(実はF.インザーギ選手の生まれ故郷はピアチェンツァで、「古巣」対決だったのです)、ゾラ選手がフリーキック3連発でハットトリック達成という離れ業を成し遂げたのですが、その試合の決勝点となる4点目をたたき出したのが、若かりしころのF.インザーギ選手でした。
(実家に帰れば、この試合のビデオ…残っていると思います。)
その後、パルマでは「サブ」に甘んじざるを得ず、アタランタに移籍してから素質が一気に開花し、今の地位を築いています。
この試合の2点とも、F.インザーギ選手が叩き出しましたが、彼の持ち味が存分に出た感じです。
特に、この試合の2点目は、1995-1996シーズンの対ピアチェンツァ戦で挙げた決勝ゴールと、そっくりでしたね~。
陰の立役者は、やはりカカ選手でしょう。
リパプールの選手は、彼がボールをキープすると、4人がかりで止めに行っています。
それでも、非凡なボールキープ力で、ドリブルであっさり突破できるところは、本当に素晴らしい。
女性ファンが多いのも、頷けますね。
カカ選手にマークがきつくなった分、F.インザーギ選手のマークが甘くなった気がします。
それに、ミランの中盤の、シードルフ&ガットゥーゾ&ピルロの3選手も、良く機能していました。
この3選手も称えたいです。
特に、ガットゥーゾ選手…。
こんな「汗かき」選手が日本代表にもいたら、未来は明るくなります。
中盤の選手としては、お手本になる選手でしょう。
正直、この試合は、後半30分までは、リバプールが押していた内容です。
最後に1点返されましたが、あれはちょっとした「事故」で、仕方ないでしょう。
この3人がうまく機能していたことが、リバプールの選手たちにプレッシャーになったと思います。
リバプールも、試合全体では押していました。
内容は、そんなに悪くなかったと思います。
観戦している小生が、十分楽しめたのですからね…。
だからこそ、この試合が後半動き出してから、面白くなったのではないかと…。
前半も、終了間際にF.インザーギ選手の機転にしてやられましたが、あれ以外は見せ場たっぷりでした。
後半、ジェラード選手と、ミランのGKのジダ選手が、「1対1」になった場面でゴールを決めていれば、この試合はわからなかった…と思います。
残念なのは、途中出場のクラウチ選手…。
元々センスがいいのに、もったいない気がします。
大きな身体をもてあましている感じで、この試合でも全く見せ場がありませんでした…。
自分からボールをもらいに行き、ペナルティーエリア外からでも強烈なシュートなどが放てるようなプレースタイルになると、今以上に凄い選手になりそうなのですが…。
ワールドカップでも思い切り期待を裏切り、今回も残念な結果です。
ところでこの両チーム…今シーズンは、なんと「予備予選」からの出場。
それでここまで勝ち上がったのですから、凄いです。
来シーズンは、どんなチームがこの舞台に登場し、どんな試合を見せてくれるのでしょう。
小生の大ファンのラツィオも出場しますので、本当に楽しみです。
(今、ミランに所属している、この試合でも登場したネスタ&オッド&ファバッリの3選手は、元々我がラツィオにいた選手。帰ってきてほしいなぁ~。)
これは、小生が『セリエA』の観戦にハマって間もないころに、わざわざ二子玉川にあったオフィシャルショップまで出かけて買った、今でもハンカチ代わりに使っている、今日の試合で優勝したミランのバンダナです。
あれから10年以上も経っているので「スクデッド」の獲得数が違っていますが…。
でも、ちゃんと汗も吸うので、重宝しています。
(バンダナは、ラツィオとインテルも持っています。)
来シーズンも…Forza Milan 。
(ついでに…Forza Lazio 。)
(日本語版の公式ホームページは、こちらです。)
今シーズンは、ミラン 対 リバプールの決勝戦でした。
先ほどまで、ビデオで録画していたゲームを、テレビで観戦していました。
結果から先に…。
2-1で、ミランが優勝しました。
この両チーム…実は2年前もこの舞台で戦っています。
そのときは、ミランが3点もリードしながら、後半残り6分で追いつかれ、最期はPK戦で敗れて、リバプールに優勝をさらわれています。
まさに、「因縁の対決」だったわけです。
この試合の全体を振り返ると…
「中盤のつばぜり合いを、どちらが制するか…」
というところに、ポイントがあったように思います。
試合が大きく動いたのは、後半30分過ぎころからではなかったかな?と感じます。
それまでを振り返ると、この両チームの戦いのコンセプトはちゃんと見えていました。
つまり…
「ミランは、リバプールのジェラード選手に、いかに仕事をさせないか…」
「リバプールは、ミランのカカ選手に、いかに仕事をさせないか…」
ということでしたね。
両チームとも、試合が大きく動くまでは、このコンセプトをしっかり各選手が頭に叩き込んでプレーしていたように思います。
ですが、試合が動き出してからは、リバプールの中盤が、ミランの中盤のペースに「合わせ過ぎ」たように思います。
それが、結果としてミランの優勝に傾いたと、小生は見ました。
ミランが、2年前の悔しさを胸に、サッカースタイルを徹底的に変えなかったことが、この勝利を呼び込んだと思います。
本当におめでとうございます。
この試合で、やっぱり「凄い」と感じたのは、「ピッポ」の愛称で親しまれているF.インザーギ選手です。
小生がイタリア『セリエA』の観戦にハマって間もないころは、G.ゾラ選手がバリバリに活躍していた当時のパルマに所属していて、ゾラ選手に代わる「スーパーサブ」的な存在でした。
1995-1996シーズンの、対ピアチェンツァ戦で(実はF.インザーギ選手の生まれ故郷はピアチェンツァで、「古巣」対決だったのです)、ゾラ選手がフリーキック3連発でハットトリック達成という離れ業を成し遂げたのですが、その試合の決勝点となる4点目をたたき出したのが、若かりしころのF.インザーギ選手でした。
(実家に帰れば、この試合のビデオ…残っていると思います。)
その後、パルマでは「サブ」に甘んじざるを得ず、アタランタに移籍してから素質が一気に開花し、今の地位を築いています。
この試合の2点とも、F.インザーギ選手が叩き出しましたが、彼の持ち味が存分に出た感じです。
特に、この試合の2点目は、1995-1996シーズンの対ピアチェンツァ戦で挙げた決勝ゴールと、そっくりでしたね~。
陰の立役者は、やはりカカ選手でしょう。
リパプールの選手は、彼がボールをキープすると、4人がかりで止めに行っています。
それでも、非凡なボールキープ力で、ドリブルであっさり突破できるところは、本当に素晴らしい。
女性ファンが多いのも、頷けますね。
カカ選手にマークがきつくなった分、F.インザーギ選手のマークが甘くなった気がします。
それに、ミランの中盤の、シードルフ&ガットゥーゾ&ピルロの3選手も、良く機能していました。
この3選手も称えたいです。
特に、ガットゥーゾ選手…。
こんな「汗かき」選手が日本代表にもいたら、未来は明るくなります。
中盤の選手としては、お手本になる選手でしょう。
正直、この試合は、後半30分までは、リバプールが押していた内容です。
最後に1点返されましたが、あれはちょっとした「事故」で、仕方ないでしょう。
この3人がうまく機能していたことが、リバプールの選手たちにプレッシャーになったと思います。
リバプールも、試合全体では押していました。
内容は、そんなに悪くなかったと思います。
観戦している小生が、十分楽しめたのですからね…。
だからこそ、この試合が後半動き出してから、面白くなったのではないかと…。
前半も、終了間際にF.インザーギ選手の機転にしてやられましたが、あれ以外は見せ場たっぷりでした。
後半、ジェラード選手と、ミランのGKのジダ選手が、「1対1」になった場面でゴールを決めていれば、この試合はわからなかった…と思います。
残念なのは、途中出場のクラウチ選手…。
元々センスがいいのに、もったいない気がします。
大きな身体をもてあましている感じで、この試合でも全く見せ場がありませんでした…。
自分からボールをもらいに行き、ペナルティーエリア外からでも強烈なシュートなどが放てるようなプレースタイルになると、今以上に凄い選手になりそうなのですが…。
ワールドカップでも思い切り期待を裏切り、今回も残念な結果です。
ところでこの両チーム…今シーズンは、なんと「予備予選」からの出場。
それでここまで勝ち上がったのですから、凄いです。
来シーズンは、どんなチームがこの舞台に登場し、どんな試合を見せてくれるのでしょう。
小生の大ファンのラツィオも出場しますので、本当に楽しみです。
(今、ミランに所属している、この試合でも登場したネスタ&オッド&ファバッリの3選手は、元々我がラツィオにいた選手。帰ってきてほしいなぁ~。)
これは、小生が『セリエA』の観戦にハマって間もないころに、わざわざ二子玉川にあったオフィシャルショップまで出かけて買った、今でもハンカチ代わりに使っている、今日の試合で優勝したミランのバンダナです。
あれから10年以上も経っているので「スクデッド」の獲得数が違っていますが…。
でも、ちゃんと汗も吸うので、重宝しています。
(バンダナは、ラツィオとインテルも持っています。)
来シーズンも…Forza Milan 。
(ついでに…Forza Lazio 。)