Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

渡辺 明 竜王が『第78期 棋聖戦』の挑戦者に…

2007-05-10 12:40:18 | 将棋
昨日、『第78期 棋聖戦』の挑戦者決定戦が行われましたね

結果は、先手の渡辺 明 竜王が、57手という短手数で、久保 利明 八段を破り、見事に挑戦権を獲得しました

渡辺竜王は、NHK将棋講座でも『居飛車対振り飛車』と題して、講師を担当なさっていますが、先月は「ゴキゲン中飛車誕生」までを、1ヶ月費やして詳しく解説されていました。

本局は、そのゴキゲン中飛車が戦形で、講座内容の復習には、充分な「教材」だったように感じます。

渡辺竜王ご自身でも、昨日の対局をブログで解説されていますが、大変分かりやすい内容で、勉強になります。
いつも冷静にご自身の対局を解説される点は、本当にファンにとっては大変ありがたく、偉大に感じます

そして渡辺竜王の凄さのもう一つは、「有言実行」されたことです

久保八段も、昨年に「タイトルを何としてでも獲る」と意気込んで、心機一転関西に移籍しました。

渡辺竜王はもちろんですが、この棋戦に賭ける久保八段の意気込みも相当のものだったと思われます。

ですが、最後は渡辺竜王が久保八段を退け、「今年度は、竜王以外のタイトルを奪取する」というご自身の宣言に、大きく近付きました
公言してもなかなかその道のりが厳しい中で、限りなく実現に近い形にしてしまう…この点でも、改めて、渡辺竜王の偉大さを感じます


さて、今期のシリーズは、ファンの心をがっちり掴んで離さなかった、昨年10月からの『第19期 竜王戦』で死闘を繰り広げた、佐藤 康光 棋聖が対局者です。

立場は、竜王戦と「逆転」しますが、昨年の竜王戦の興奮冷めやらぬうちに、この両者の対局が、再びこんなにすぐに見られることを、ファンとしても幸せに感じます

是非とも、両対局者には、竜王戦に負けず劣らずの「名局」を繰り広げて欲しいと願っています。
いや、小生が申し上げるまでもなく、間違いなく「名局」そして「手に汗握る死闘」になること必至でしょうね

6月9日からのシリーズが、本当に楽しみになりました

まだまだ楽しみが尽きない日々を過ごせること…これも全て、渡辺竜王のおかげです

末筆ながら、ファンとして、渡辺竜王には感謝申し上げたいと思います

是非とも、「棋聖位奪取」を目指して、頑張って欲しいです
Comments (6)
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