21世紀 脱原発 市民ウォーク in 滋賀

<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> の 活動報告、お知らせなど を掲載 ♪
ときどき、トピックも ~☆

今日 ここに集まったこと自体が 逮捕の対象に

2017-03-24 10:46:32 | 記事
市民ウォーク実行委員会・呼びかけ人のおひとりである
稲村守さんより投稿がありましたので、以下に掲載します。

***********************

2003年、2005年、2009年と3度も廃案になった「共謀罪」
の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改悪案が3月21日、
閣議決定され、国会に提出された。
政府は4月から審議を始め、今国会で成立をはかるとしている。

共謀罪は、現代の治安維持法といわれている。
こんなものがまかり通ったら、私たちの脱原発・反原発の運動が
できなくなるだけでなく、あらゆる市民運動が窒息させられる。


さる、3月4日(土)滋賀県弁護士会館ホールにて
「戦争をさせない1000人委員会・しが」の主催で
共謀罪反対集会が開かれ、満席の参加で市民の関心の高さをうかがわせた。

最初に沖縄高江ヘリパッド建設反対闘争のドキュメンタリー映画
「高江ー森が泣いている」の続編が上映され、
共謀罪の先取りともいえるおきなわ平和運動センター・山城博治さんの
不当逮捕・長期勾留までの闘いを参加者で映像で確認した。

まさに二人から「共謀 」、
戦争する国づくりに邁進しようとする安倍政権の
日本国憲法九条改悪の地ならしともいえる法律案であることを
滋賀県弁護士会の黒田啓介弁護士からたいへんわかりやすく解説していただいた。

「テロ等準備罪」という名で、過去三回の廃案経験に「学んで」、
国会多数の勢いで強行採決しようとしている安倍政権。

適用対象を、「団体」から「組織的犯罪集団」に変更し、
具体的な「準備行為」を構成要件に加えようとしている。

黒田弁護士が言うような、
「今日ここに集まったこと自体が逮捕の対象になる時代が来るかもしれない」
というのは、単に笑い話では済まなくなる、本当に。
(稲村守)

毎日新聞・滋賀版に掲載されました。


<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> 4月の予定 → コチラ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。