福岡県新宮町にある国の指定文化財横大路家は
「千年家」として最澄が残した法化を
代々継承してきたことで有名でしたが、
1月10日の西日本新聞、11日の毎日新聞の報道によれば
当主が昨年死去されたため火を守ることができなくなり、
天台宗に火を託すことなって現在は熊本の寺院天台宗九州教区の
代表寺院がその灯を預かる形になっているとされています。
火はこの後、宝満山ふもとの(太宰府市内山)妙香庵さんが
最澄像の傍らに施設をつくって継いで行くこととなるようです。
また一つ、宝満に歴史の縁が物語を紡ぐこととなりました。