京都二日目は、日本の和の技巧を集大成した念願の「京都迎賓館」を訪問。
さすがに、日本の匠達が赤坂迎賓館の洋風でなく、日本古来の庭園及び和の建築技術を集大成して完成させた和風迎賓館は見応えがありました。
NHKで何度となく放映された日本建築の粋を集めた建物と和風庭園ならではの苦労話、こだわりの建材(樹齢300年の吉野杉:まっすぐ且つ節のない40mの一品から製材した天井板)、調度類(12mに及ぶ漆塗りの見事な座卓)など日本古来の装飾及び職人技術などに感嘆するばかり。特に、藤の間(晩餐室)にある截金(きりかね)は、直接拝見したいとかねてから期待していた作品でした。
また、匠達の遊び心のある廊橋の四隅の虫たち、各部屋のどこから眺めても素晴らしく見えるように配慮された日本庭園、来賓の方々に池を楽しんで戴く回遊のための和船など素晴らしい迎賓館でした。
また運営にあたっての京都の華道界の方々による飾りつけ、有名日本料理店が協力しあって外国の来賓の方々をおもてなしする料理などよく拝見していたので感慨ひとしおでした。
次回は、非常事態宣言で中止されたプレミアムコースにもう一度訪れたいと考えています。
そして、京都御所の西で見つけた私の田舎、大分県の宇佐市と関係のある神社を紹介します。京都御所の西側に足腰にご利益のある神社を偶然発見。私の故郷の宇佐八幡宮と和気清麻呂に端を発する神社があったとはビックリ(昔、教科書にあった道鏡事件の時の逸話)。ありがたくお守りを戴いてまいりました。
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