田代田の酒場日記

月夜に釜をぬくは難解でんな。男漁りという学説もある。犬の棒もここら当たりでは不慮のできごと 関東以北は幸運の棒。 

濡れるでもなくあびるでも無くアヒルでもない小糠雨降る日曜日~

2020年05月10日 | Weblog

平成32年5月10日(日)

傘などはいらぬ母の日の小糠雨

♯こぬか雨降る 港の町の 青いガス灯の 和蘭坂で 泣いて別れた マドロスさんは しまのジャケツに オイルのコート けむにむせてか 泣いていた♯

作詞・菊田一夫 唄・渡辺はま子 雨のオランダ坂

 

増殖する俳句歳時記・清水哲男

January 0912015

 御降の沁みとほりたる漁網かな

                           高階和音

降り(おさがり)は元日から三が日に降る雨や雪のこと。正月のお天気は晴れても降ってもめでたい。きっと今年も豊年満作、漁も大漁だろうと縁起よい夢を占う。初漁に備えて繕はれた漁網が広げられている。網の目に沁みとおるほど小糠雨のだろうか降注いでいる。細やかに明るく光る雨粒を眺めながら、今年もきっと健やかな年になることを切に期するのである。他に<傀儡師潮に濡れたるものを履き><漁小屋に歯固めの餅焦げにけり><御降の雪浮玉を隠しけり>などあり。俳誌「斧」(2005年3月号)所載。(藤嶋 務)

<小糠雨>を検索した。むろん近い唄では雨の御堂筋がある。オーヤンフイフイは打ち出すのがめんどくさい。部屋で眠れる時には徹底して眠る事にしている。それでも今日は10時半頃目覚めた。寝入った時間の記憶が無い。起きて外を見たらここれ以上細かくは出来ないだろうとした雨がふわふわ落ちていた。

オイルのコートってなんだろう、自称物知りもさすがにわからない。

こぬか雨が音も無く降っていた。ほんとうに網の目さえくぐり抜けられるような頼りなく心細い細かな雨だった。

CDを焼く作業をする。宇多田ヒカル 母の藤圭子 島津亜矢 秋葉豊とアローナイツ キムタクの奥さんの名はなんだっけ。なんとか静か。

人に差し上げる作業だけれど自分のためでもある。ときどきやっておかないと作業行程をわすれかねない。図書館の視聴覚室が懐かしい。忘れるくらい閉鎖されているコロナのバカヤロー。

夜更けにビン缶を捨てに出たら雨は止んでいた。雨が止んだら雨が止んだら♫♬

そんな艶っぽいことはいつしか失せてしまったなあ。

ここにアサリが入っていたらいいなあとたけのこご飯をつつきつつ大吟醸・日本盛をぐい飲みにそそぐ。ダイソーで見つけたガラスのぐい飲みで曇りガラスの表面に椰子の木が焼き付けてある。ざらざらしているのでうっかりでも指を滑らせないのが見ウレシイ休みを満喫せねば。薄ら寒くストーブに火を入れる。10時間ほどよっく眠りこけていたのにTVの前でごろんとしているといつの間にか眠っている。寝たらオシマイ勿体ないもったいない気がついて慌てて起きる。眠ったら小糠雨の如く儚げに一日終わっちゃうがな。

お昼を済ませて昨日買い物しておきながら失せたいたゆでタケノコを買いに出る。口惜しい口惜しいと小糠雨の中を買いに出る。

 

気がつけば全然筋肉運動から遠ざかっていた。転がしてあったウェルエクササイズに体を預けてヨイショヨイショと床ででノビをする。やっておかないとバタフライの腕がたぶん上がらない。

厨房メモ。

炊き込みご飯は多少多めに、勿体ないと思わずに日本酒をレシピより多めに入れるがよろしいかとも。炊けたご飯に艶が出る。

コメント
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