山形県庄内の春の味覚☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

今日は、孟宗汁を紹介致します。

孟宗竹は、早春に九州から出はじめ、徐々に北上し、５月の連休明け頃から、孟宗竹が群生する最北端でもある庄内地方で最後の旬を迎えます。





孟宗竹の料理方法はいろいろありますが、山形県庄内地方では孟宗汁にして食べるのが一般的です。

一般的な作り方は次のとおりです。

● 孟宗汁　4人分

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＜材料＞

孟宗竹　500g
(下茹でして皮を除いた分量)
厚揚げ　1枚
生椎茸　4個
豚肉薄切り200g
酒粕　　100g
味噌　　50g
ダシ汁　900cc
＜作りかた＞

孟宗竹、厚揚げ、生椎茸、豚肉を食べやすい大きさに切る。
鍋にダシ汁と孟宗筍を入れて火にかける。
煮立ったら豚肉、生椎茸、厚揚げの順に加えさらに煮込む。
孟宗竹が柔らかくなったら、いったん火を止め、酒粕と味噌を溶き入れる。
時々かき混ぜながら弱火で30分～1時間コトコト煮込めば完成。
できればそのまま一度冷まし、食べるときに温めなおすとよりおいしい。

生の孟宗竹が手に入らない時期は、水煮のパックや缶詰入りを使っても可。酒粕と味噌の分量はお好みで調整してみてください。

我が家では、孟宗竹と厚揚げだけを具材とした至ってシンプルな孟宗汁を食べています。





酒田では、酒田まつり（５月１９日～５月２１日）のお祭り料理にも孟宗汁が出されます。



漬物の梨屋では、孟宗汁に欠かせない酒粕も取り扱っております。





こちらは、夏を越させて自然熟成させた酒粕です。





どちらにするかはお好みでどうぞ！



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