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Études, Op. 10: No. 5 by Gyorgy Cziffra

2021-11-21 20:35:14 | 音楽、芸術

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Études, Op. 10: No. 5 in G-Flat Minor

Provided to YouTube by NAXOS of America Études, Op. 10: No. 5 in G-Flat Minor · Gyorgy Cziffra Chopin: Piano Works

先程折角アップしたのに、あの動画はエチュード全曲の最初に戻ってしまうので、別のをアップします。

ショパンエチュード作品10-5 「黒鍵」

G-Flat Minor とあるけど、これは間違いでしょ!マイナーではなくてメジャーです。

シフラが弾くと、ものすご~~~~く簡単そうに聴こえますが、他の誰も、こんな風には弾けません。

「リストの再来」と謳われて、リスト弾きと言われ、他の作曲家のはダメ、みたいに言う不埒者が居ますが、

「あんた!耳あんの?!」です。若しかして🐎鹿?!

天才少年はソ連時代の圧政下で酷い扱いを受けました。

ハンガリーの強制収容所に投獄され、60kgの石を運ぶ重労働で腕の腱を伸ばしてしまったし、一緒に投獄された幼い息子は死の寸前にまで追いやられ、

ハンガリー動乱の時に息子と妻を連れてウィーンへ亡命した時には、有刺鉄線で怪我をし、ピアニスト生命の危機に陥りました。

西側に亡命して直ぐに、大センセーションを巻き起こし、一躍、世界一のピアニストの一人と認められる事に成りました。

ところが、指揮者に育った一人息子が、パリの自宅火災で、まだ30代の若さで亡くなり、シフラは自暴自棄に陥り、漸く幸せに成ったと思ったら、最悪の苦しみのどん底に突き落とされ・・・・・

本当に素晴らしい芸術家や発明家が、DSカバールによって苦しめられてきたのが、今までの地球です。😢 

そんな半分トカゲのDSカバールも大半は粛清され、人類の解放は目前に迫っています。

これ程の酷い運命の下にあっても猶、人々に幸せを齎せた優れた芸術家の演奏を今再び聴くと、色々な感情が混じった涙が溢れてきます。

もっと良い時代に生まれたかったのでは?!と思ったりもします。

でも、それ程の酷い時代だったからこそ、光り輝く魂の人の存在が大きかったかな?

皆の救いに成っていただろうな、と思います。

 

 

 

 


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