Études, Op. 10: No. 5 in G-Flat Minor
先程折角アップしたのに、あの動画はエチュード全曲の最初に戻ってしまうので、別のをアップします。
ショパンエチュード作品10-5 「黒鍵」
G-Flat Minor とあるけど、これは間違いでしょ!マイナーではなくてメジャーです。
シフラが弾くと、ものすご~~~~く簡単そうに聴こえますが、他の誰も、こんな風には弾けません。
「リストの再来」と謳われて、リスト弾きと言われ、他の作曲家のはダメ、みたいに言う不埒者が居ますが、
「あんた!耳あんの?!」です。若しかして🐎鹿?!
天才少年はソ連時代の圧政下で酷い扱いを受けました。
ハンガリーの強制収容所に投獄され、60kgの石を運ぶ重労働で腕の腱を伸ばしてしまったし、一緒に投獄された幼い息子は死の寸前にまで追いやられ、
ハンガリー動乱の時に息子と妻を連れてウィーンへ亡命した時には、有刺鉄線で怪我をし、ピアニスト生命の危機に陥りました。
西側に亡命して直ぐに、大センセーションを巻き起こし、一躍、世界一のピアニストの一人と認められる事に成りました。
ところが、指揮者に育った一人息子が、パリの自宅火災で、まだ30代の若さで亡くなり、シフラは自暴自棄に陥り、漸く幸せに成ったと思ったら、最悪の苦しみのどん底に突き落とされ・・・・・
本当に素晴らしい芸術家や発明家が、DSカバールによって苦しめられてきたのが、今までの地球です。😢
そんな半分トカゲのDSカバールも大半は粛清され、人類の解放は目前に迫っています。
これ程の酷い運命の下にあっても猶、人々に幸せを齎せた優れた芸術家の演奏を今再び聴くと、色々な感情が混じった涙が溢れてきます。
もっと良い時代に生まれたかったのでは?!と思ったりもします。
でも、それ程の酷い時代だったからこそ、光り輝く魂の人の存在が大きかったかな?
皆の救いに成っていただろうな、と思います。