海辺に架かるこの橋の名前は、
海辺向いて渡るときは「願い橋」で、
帰ってくるときは「叶え橋」
の二つの名前を持ちます。
え~っといろいろ願いを考えつつ
渡って帰ってきましょう。
海辺は観光客もほとんどおらず、
静かなところでした。
アベックが一組海を楽しんでいるだけでしたね。
さあ願いごとはかなうかなあとか思いつつ、
駐車場の方へと戻りましょう。
それにしてもここに来るまでは
結構な雨だったんですが、
降りてウロウロするときは
晴れていましたねえ。
さすがに同行三人。
お天気まで味方になるように
導いてくれています。
途中に津田の松原を説明する
こんな看板がありましたよ。
そこには、この松林が様々な
映画等の舞台にもなったりしたそうで、
石原裕次郎、浅丘ルリ子や高橋英樹なども
ここで撮影したようです。
「おっさんはつらいよ」
doiron同行三人編も撮影した
現場にもなりましたね。
ではここもこれくらいにして、
今度は屋島を目指しましょう。
国道を走ってゆくと、
四国って道路標識のひとつに
八十八ヵ所のお寺案内も
表示されるんですよねえ。
左折したら長尾寺、
まっすぐいけば志度寺
と書かれています。
大窪寺と合わせて、
いずれも四国遍路初日に
出かけたところですね。
長尾寺は広い敷地を持つ寺です。
この寺に来た頃にはもう、
八十八ヵ所のお寺はすべて絵に
描こうと思ってました。
それにしてもこの寺の境内の広さは
驚くほどで、正月なんかは
お遍路の人であふれ、中に入れないほど
すごいたくさんの人が来るんだそうです。
先達さんのそんな説明話を聞きながら、
首藤さんと「ウヒャー」と言ってた
記憶がありますね。
そんなことを考えていたら、
四国の旅ってお寺名があちこちに
書かれてあって、すべて首藤さんとの
思い出をたどる旅になりそうな
気がしますね。
同行三人。
悟りのない素人のdoironにも、
四国はどうか楽しい旅になりますようにと、
あとの二人にお願いしておきましょう。
今回は遍路じゃないので、
そんなお寺のそばを
「あ~この辺は来たことがある気がするなあ」
なんて思いながらも
スルーしてゆきます。
なおも国道を進んでいきますと、
前方に印象的な山が見えてきます。
これが五剣山です。
山の稜線に小さな山が並んでいる
特徴的な山です。
名前は五剣山なんですが、
ひいき目に見てもピークは
4つしかありません。
実は、地震でひとつは崩れてしまったようです。
この山の下には「八栗寺」という
八十八ヵ所第85番のお寺があります。
空海さんが植えたという栗が
八本育ったという寺です。
山の形はとても特徴的で、
ここの寺の絵には絶対描き入れよう
と思っていた山です。
こんな絵を描いていました。
今回行きたいと思っていたのは、
この山のある半島のひとつ
西の半島である「屋島」です。
名前からもわかるように、
このあたりは家の屋根のような形の
島だったようですね。
今も海上保安庁はここを島
としているようですが、
江戸時代の頃より埋め立てられ、
今は四国本島とひとつになっています。
ここにも「屋島寺」という
四国84番のお寺があるのですが、
ツアーなのでその時は屋島の
先端の方にはいきませんでした。
その後ジダンが屋島を探索したとき、
その先端の方の形はとても特徴的だった
と言ってましたから、
今回の旅でも是非ともそのあたりを
探索してみようというのが
目的の一つだったのです。
半島の先端に向かう車道は雨でしたが、
駐車場に着いた頃には上がっていました。
続く
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