ひとりごと:「私設いけだ阿波踊り研究室」

阿波踊り大好き行政書士の日記
武術談議、阿波踊り談議が大好きです。地元の方はお気軽に(笑)

昔話

2014年07月07日 09時12分12秒 | Weblog
語りべ連長のちょっと昔話(笑)

(はるみ姐さん)
池田の阿波踊りで、印象に残っている人。
三味線なら、はるみ姐さんです。
芸一筋で生きた方です。
皆から「おっしょさん」って呼ばれてました。
気っ風の良い性格の方で、音色も(粋)な音でした。

おっしょさんは、お囃子のテンポが速くなって
竹や樽が全盛になった頃、所属連を辞めました。
「あんなに速くなって、(打楽器が)強くなったらなぁ」
って寂しそうに呟いた事を憶えています。

僕が、スローテンポ旋律主体にこだわるのも
ひょっとしたらこの時の印象が強いのかも。

そんなおっしょさん、御年90歳を超えて
元気はつらつです。
今は、郊外の施設に入所されていて、
たまたま、うちのサー君が学生慰問で踊った時、
「おまはんは、踊れとるけどどこの連で」って。
「山口さんの連です。」って答えた時に
何とも懐かしそうな顔をされたとか。

おっしょさんは、毎年ケーブルTVで「いけだ阿波おどり」を
見るのを楽しみにされているとか。

うちの連員さん、精一杯踊ってね。
TVの向こうで
踊りを支えてくれた先輩が見ていますよ。