ひとりごと:「私設いけだ阿波踊り研究室」

阿波踊り大好き行政書士の日記
武術談議、阿波踊り談議が大好きです。地元の方はお気軽に(笑)

粋な

2014年07月16日 09時12分51秒 | Weblog
語りべ連長のちょっと昔話(笑)

(粋なおいちゃん)
元々、いけだ阿波踊りは地元商店街の旦那衆が
支えてきたお祭りです。

昔の池田町は、葉たばこ、みつまたの集積地として栄えて
威勢の良い(おぶげいしゃ)と呼ばれる豪商がいました。

そんな旦那衆は、みなさん自身が芸達者だから、
街に「芸」を愛する土壌が育ったと思います。
三味線のお鯉さんが幼少期
池田のお盆で芸を披露し、池田の人が
余りにも楽しい顔をするので、
この道と思ったという話は有名ですが、
僕の一世代前には、この雰囲気を受け継いでいる
(粋なおいちゃん、おばちゃん)が大勢おいでました。

踊りが終わったあと、
一人でしんみり三味線流しをする(宇賀の先代さん)
にぎやかなお囃子を好んだ(吉さん)とか、
その方その方の芸風があったとか。

粋っていう言葉がしっくりくる。
そうなんよね。日本の祭りって「粋」でないと。