煌めく星の向こうへ

宝塚は我が心の故郷。今や宝塚は遠くなり人生折返し?てから声優吉野裕行さんに突然魅せられました.。.:*ෆ気軽に絡んでね!

ポーの一族展

2019年08月25日 00時23分24秒 | 今も昔も宝塚
銀座松屋さんで開催していた
デビュー50周年目『萩尾望都 ポーの一族展』に行って来ました!(2019/8/3)


はい!リリイベの日に寄りました!

子供の頃この作品に触れて自分が15歳になった時に
あぁ〜エドガーやアランより年上になってしまった
と、愕然と思った記憶があります。

萩尾望都先生、池田理代子先生、竹宮恵子先生は子供の頃から揺るぎなく好きな漫画家の方々です。

宝塚での『ポーの一族』はついに観劇する機会はなく、実はスカステは昨年視聴料が値上がったのをきっかけに解約してしまい…。
円盤買うほどの情熱が今は盛り上がらなないのが事実( ᷇ω ᷆ ს )

でも原画展となれば話は別!


行ったかいがありました!
展示品が想像以上に多く、時間が足りなかったのが残念でした。

『ポーの一族』以外にも『トーマの心臓』『11人いる!』『A-A’』『スターレッド』『とってもしあわせモトちゃん』『この娘うります!』『キャベツ畑の遺産相続人』『銀の三角』などなど…。
大好きな昨年、懐かしい物もいっぱい。

数十年以上前の原稿が、こうも鮮やかに時代を越えて残されているのにも感動したのですが、
雑誌で、あるいは単行本で、何度も、何度も、何度も読み返し、台詞も覚えているぐらい読み返していた、数々のシーンの印刷される前の原稿の線の繊細な美しさといったら…。


『ポーの一族』の『エディス』の中で『ホームズの帽子』で出会ったオービンと38年近く振りの夢の中?で再会する印象的なシーンがあります。

変わらぬエドガーに年老いたオービンが問いかける
「わたしのことなぞ忘れたろうね」
「覚えているよ 魔法使い」

このシーンのエドガーのなんともいえない艶やな表情が鮮烈に記憶の底にあって、
このコマを見た瞬間、言いようのない感情が沸きあがって来て、あわや人前で嗚咽…の危機に(笑)。
真面目に涙がだぁ〜っと…。

生原稿のパワーは凄かったです。



展示品の数も膨大でしたが、ひとつひとつをゆっくり見ようと思ったら1時間ではとても見きれません。
後、東京は土曜日で人も凄く多くて、リリイベ前にこれ以上体力を使えない〜と、人だかりが多い所は思い切って諦めてそれでも40〜50分で周りましたが、心残り多し。

12月に大阪でもあるので行かれる方はお時間多めに取って行って下さい。

同じ構成か分からないけど、凄いドラマチックな演出もしかけてありました。


後、宝塚コーナーもあって、このコーナーだけは写真撮影OKでした。
宝塚の衣装はいつの時代もほんとに繊細で豪華です!


エドガーの衣装の足元に真紅の薔薇1輪…こういう耽美さが宝塚の醍醐味だと思う。

あきらくんの男爵を見逃しているのがやっぱり心残りだ…。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする