煌めく星の向こうへ

宝塚は我が心の故郷。今や宝塚は遠くなり人生折返し?てから声優吉野裕行さんに突然魅せられました.。.:*ෆ気軽に絡んでね!

リーディングライブ『作るカノショと僕らのテ』②

2020年11月10日 00時34分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
続き

ではざっくりライブビュー観た大阪Bチームの事を。

いつも台本の使い方が面白いな、と思うリーライなんだけと、今回も本の背表紙を上手く演出に使っていて面白かったな。


📕ゴッホ(画家の卵):浪川大輔さん
台本:絵の具をいっぱい置いたパレットのようなデザイン。
とにかく純粋無垢でひたすら絵にしか興味のないゴッホが、初めて興味を持った女の子に巡り合った的な…(笑)。
夏祭りの所とか見ているこっちが恥ずかしいわ!って感じでモジモジしちゃいましたよ。
裏がまったくなくて、ピュア過ぎて、ハルミも手を出せなかったのかな(?)っと思う感じ。
舞浜の時もかわいいな〜ってニコニコして視てた感じなんだけど、大阪はほんとに裏も表もなく無垢な人でした。
出世欲とか全くなくて、ハルミのこと一生懸命描いていたらいつの間にか売れちゃった、みたいな。
そんな人。


📕ファズ(音楽家を目指す人):木村良平さん
台本:鍵盤
とにかく素敵だった.。*♡
嫌味がなくスマートな紳士で、ハルミの事もどこまで本気なんだがちょっと分からない感じでミステリアスとはちょっと違うけどフェミニストなのかな?
ハルミと一緒に作曲(歌ったり)する場面は自分がピアノ好きだからかもしれないけど、楽しくって好きな場面。
メトロノームを上手く使って、前場からテンポを上げて、パンのことを掛け合う歌が好き!
舞浜ではなんか事件です!?的な歌詞になって大変だったみたいだけど、大阪最後の回は見事に台本通りに唄えたらしいです。
この場面と歌がとても楽しかったので、しばらくクルミのパンばかり買ってしまう現象がどらっとを襲いました(笑)。

木村さんはいつも思うけど、舞台映えするので毎回目を惹かれるんですが、今回のファズは特に合っていたように思う。とても素敵でした〜(*˘ᵕ˘*)**。


📕オズ(映像作家志望):岡本信彦さん
台本:ビデオカメラ
YouTuberなので、ビデオを撮っている構図が多い。
ハルミを撮っている時の実際のカメラがオズが撮っているように演出されていたように思う。
舞浜ではあまり感じなかったところで、なんとなく構図が面白いな、と思って観ていました。
岡本さんのオズは舞浜との印象があまりに違って、正直よく分からない人でした。
後から岡本さんのブログを拝見して役の解釈を知ったら、
ああ、なるほど、それでか、と納得する部分もありました。
自分が観た夜の部だけ髪色を半分だけ金髪にして来ててオズの印象がますます分からない人になってしまって…それはそれで面白かったです。
チームのバランスが良かったので、この”よくわからないオズ”が良いアクセントになっていたと思います。
見えないところで一人で泣いているタイプか?この人?って印象。
ハルミに対する気持ちも表面だけだろ?って気がした。中身がまだ幼い感じかな?


📕ナイコン(写真家):遊佐浩二さん
台本:カメラ
遊佐さんの生の演技(正確には映像越し)が観れて幸せだった〜(*´˘`*)♡
一番年上設定だし、写真家だし、遊佐さんのちょっとエロい感じで絶妙に色っぽい声がたまらなかったです!!
はぁ〜(,,> <,,)♡ドキドキしっぱなし。
シェアハウスを一番先に出ていく彼が、去り際に見せた涙をこらえるようななんとも言えない表情が忘れられないです。
大人なんだけど、青春に別れを告げてまた一段高いところへ行こうとしている感じが痛くてもらい泣きしてしまいました。
映画館の大きなスクリーンでグッと胸をしめつけられた印象的なシーンでした。
4人の中で一番、分が悪い感じな彼が可愛そうな気がしました。


📕ハルミ(シェアハウスの管理人):早見沙織さん
台本:真っ白
ハルミは正直どうゆう人なのかよく分からなかった。
AとBで別の人が演じてもいいのかな?と思ったけど、この日最終回を演じた早見さんが8公演まったく別の話だったみたいな事をおっしゃていたので、同じ人が演る事でその違いも面白かったのかもしれません。
この回を観て、初めて、ああここに居るハルミって皆が見ているそれぞれの「ハルミ」なんだなって唐突にハマったので、そうゆう意味ではハルミもまたよくわからないままで良かったんだな、と思いました。
しかし、なんんで、パン屋さんじゃなくて工場経営なんだ!?


そんな感じで大阪最終回は映画館で観て本当に正解だったな、と思う回でした。


芸術家のエゴがどうとか、という事が今回の根底にあるようなんだけど、舞浜の配信から得たイメージは青春物か恋愛物で、シェアハウスという特殊な空間で過ごす夢を持った若人の青春の思い出話って感じだったので、正直、事件も起きないし、心理的な恋愛描写劇は自分の苦手とする分野であまり得意ではないし、好きでもなくて申し訳ない罪悪感があったのですが、大阪観たら印象がちょっと違ったので、最後にこれ観れてよかったな、と心から思うのであります。


Aチームは自分の注目はファズの江口さんとナイコンの野島さんでした。大阪がAチームかなりブラッシュアップされた様子だったので(木村さんが挨拶の時に力説していたので)配信見ようかそれこそかなり悩んでいたのですが、視たらみたで、全公演見たかったなって絶対に思うに違いないと思うので、そこはぐっとがまんで諦めました。

江口さんのファズは音楽家っていうより、小説家って印象受けたかな?
そういえば今回、小説家が出てこないのはなぜだ?
いっそのこと、この話は小説家の彼の書いた作品でした、なんて落ちだといかにもで逆につまらなくなっちゃうかな?


シーンで好きなのは夏の夜、冷房が壊れちゃって皆が屋上に集まって来るシーン。
ビール持って来た!とかツマミ持って来た!とかでだんだんと仲間が集まって来る感じが好き!
なんで起こしてくれないんですか!と最後にハルミが乱入して来る流れも好き!

実際に湘南海岸でロケットの打上げみたいなのは見れないとは思うので、花火とかでもよかったのでは?って思うのですが、花火じゃあありきたりすぎちゃったんですかね〜?




来年でリーライ10周年ということらしいので、楽しみではありますが、本当に開催されるのが当たり前とか、出演されるのが当たり前でないという事を実感した今年のリーディングライブでした。




はぁ〜青柳さん、また視たいな…

大きなひとりごとでした、すいません。



コメント
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