心情の変化。
自分には確かにそういう物があったと思う。
でも、舞台にもそういう物があったと思う。
波多野さんは楽日昼の部のアフタートークでは、ご自分の『彼』について嫉妬深かった、とおっしゃっていたし、
夜の部は熱が入ったのか朗読途中にリップ音を自ら入れてたし…。
吉野さんの演技を受けて、その日の作品がどんどん変化して行く。
通常の朗読劇がどういう物かはわからないけれど、
動きによる演出効果、音楽による演出効果、照明による演出効果、
そして演者の動きや表情による効果。
絶大!
のりえさんが、絵と文字によって生み出した物に、色を付け、動きを付け、表情を付け、感情を乗せ…。
音楽が心情と情景に寄り添う。
そうやって生み出されたひとつの作品。
楽日は、言いようのない感動と感情が入り混じりました。
客席に混ざって見ていたというのりえさんは、拍手の間に袖に走り、涙で崩れたお顔のまま舞台上へ登壇して
岩田さんが、客席から観ていてどうだった?って質問したら
「吉野くんが…吉野くんがヤバイ。ヤバイ…ほんとヤバイ…。」
って、吉野くんが、とヤバイ、ばかり。
生みの親ののりえさんからもヤバイ!と言われた吉野さんの『彼』がね…ほんとにヤバいんですもん!マジヤバイ。
無意識に呟いた自分のTwitterを見返して気づいたんですが、
自分、切ない〜!恋って切ない〜!
ってずっと繰り返していて。
多分それは、吉野さん演じた2番目の彼への気持ちなんですよね。
初見の大阪では、ああ彼女にもやっと安心して寄り添える相手と出会えたんだな〜って。
吉野さんのラストも、彼にあんな顔をさせて、謝らせてしまった〜あたしが悪かった〜謝るから〜行かないでぇ〜(泣)。
っていう感情。
彼女の心情にはシンクロ出来ないけど…、だって自分ってそんなに真剣に今まで現実の世界で哀しいかな、恋してない!←キッパリ!(* ̄^ ̄*)!
でも彼女の人生に寄り添って観ていてのですよ。確かに。
2話では、ああ〜こんな素敵な人と自分も恋愛したいなぁ〜って岩田さん演じる店長見て思ったし、
3話では、私の3番目の彼はいつ巡り合うの〜?なんて思ってたし。
東京初日は作品に純粋に感動して、土曜日ご一緒した方に、
バッサリ捨てられて来ます〜みたいにメッセージ入れて日曜日は出かけまして、よくわからない自分の気持ちをこのブログにアップしました。
それが、昼観たらこうです(笑)。
↓
泣きのポイントが回を追う事に確かに早くなっていた。
それは感じていた。
夜の部は今までにない緊張感に客席も包まれていたと思う。
哀しいかな、何かしらの雑音に集中力が途切れてしまう、開演直後の吉野さんのターンは特に多かった途中入場(←次の暗転まで待たせてもいいと思うんですが)、全体的に気になった切り忘れてた携帯のマナー音、とか、身動きする音でさえ大きく響くし、ビニールガサガサとか、視界に入る居眠りとか、
そんなイライラも少なく、自分も、客席全体も緊張感に包まれていたと思う〜。
で、最初に出で立った姿からなんとなく気合が入っている雰囲気があり、いつも通りを演られていても、こちらが、もう最後だ!感で臨む空気感で…
そんな中、吉野さんの低く落ち着いた声のトーンでお話しが動き出します。
彼女を部長に紹介した、部長の自宅にお呼ばれした帰り道から。
少しお酒に弱い『彼女』のほろ酔い加減に話す言葉や、言葉の先に『彼女』の姿が舞台上の彼の視線の先に浮かんで、微笑ましい。
『彼女』の幸せな様子が伝わって来て、こちらもなんだか嬉しい。
彼が聞く。
「幸せなの?」
こくこくとうなずく『彼女』の姿を感じて、とても幸せな気持ちに包まれる。
彼が顔を上げて呟く
「確かに幸せだ。俺も。」
その瞬間、身体の中からぞわぞわ〜っと感情がざわついて、眼の奥からじわっ〜と…(ó﹏ò。)(。>_<。)
早くも涙腺結界した…
(ほんと、早いよ〜。)
幸せだ、と思った瞬間から、自分の感情は彼と共にあり、
彼と共に恋をして、モヤモヤした気分を抱き、そして悟ってしまった彼に同調してしまったんだと思う。
ほんとうに辛かった。しぼり出すように発した
「…ごめん」
のひと言。
そう言って『彼女』を自由にしてあげたかった?
いや、違う。
自分が辛くなる前に逃げたかったのかも。
だから、謝らないで…。
(あなたこそ謝らないで…泣くわ)
と、消えてしまった彼。
暗転の中に消えて行った彼の残像に心が持ってかれて…それこそビックリするぐらい涙が静かに…止まらない。
正直、次の店長のターン始まっても、しばらく気持ちが引っ張られて、気持ちどっかいったまま、泣いてたよ〜私。
ヤバイ〜、やばい〜涙止まらん!助けて店長〜!って。
そしたら
「こんにちは〜」
の場面。
のりえさんのこの構成、ほんとに凄い!
助かった〜って、舞台に気持ち戻りました。
楽の回は
吉野さんの演技を受けて、岩田さんはいつもよりも熱い店長で彼女を諭し、
波多野さんもいつも以上に自分の闇が暗く、だからこそのラストの海岸のシーンがめちゃくちゃ爽やかでめちゃくちゃ『彼女』が可愛くて、幸福感に包まれて彼は去っていった。
エンディングを飾るビアノの音色はそんなふたりを応援するように力強く。
感情を盛り上げるようなアドリブも入った。
ほんとに、よい舞台を観せてもらいました。
最後は笑顔の余韻で終わった…
はずが…。
まだまだヤバイ、ヤバい、やばい〜状態(笑)。
ほんとまとまんないな〜
吉野さん話しへ続く。
自分には確かにそういう物があったと思う。
でも、舞台にもそういう物があったと思う。
波多野さんは楽日昼の部のアフタートークでは、ご自分の『彼』について嫉妬深かった、とおっしゃっていたし、
夜の部は熱が入ったのか朗読途中にリップ音を自ら入れてたし…。
吉野さんの演技を受けて、その日の作品がどんどん変化して行く。
通常の朗読劇がどういう物かはわからないけれど、
動きによる演出効果、音楽による演出効果、照明による演出効果、
そして演者の動きや表情による効果。
絶大!
のりえさんが、絵と文字によって生み出した物に、色を付け、動きを付け、表情を付け、感情を乗せ…。
音楽が心情と情景に寄り添う。
そうやって生み出されたひとつの作品。
楽日は、言いようのない感動と感情が入り混じりました。
客席に混ざって見ていたというのりえさんは、拍手の間に袖に走り、涙で崩れたお顔のまま舞台上へ登壇して
岩田さんが、客席から観ていてどうだった?って質問したら
「吉野くんが…吉野くんがヤバイ。ヤバイ…ほんとヤバイ…。」
って、吉野くんが、とヤバイ、ばかり。
生みの親ののりえさんからもヤバイ!と言われた吉野さんの『彼』がね…ほんとにヤバいんですもん!マジヤバイ。
無意識に呟いた自分のTwitterを見返して気づいたんですが、
自分、切ない〜!恋って切ない〜!
ってずっと繰り返していて。
多分それは、吉野さん演じた2番目の彼への気持ちなんですよね。
初見の大阪では、ああ彼女にもやっと安心して寄り添える相手と出会えたんだな〜って。
吉野さんのラストも、彼にあんな顔をさせて、謝らせてしまった〜あたしが悪かった〜謝るから〜行かないでぇ〜(泣)。
っていう感情。
彼女の心情にはシンクロ出来ないけど…、だって自分ってそんなに真剣に今まで現実の世界で哀しいかな、恋してない!←キッパリ!(* ̄^ ̄*)!
でも彼女の人生に寄り添って観ていてのですよ。確かに。
2話では、ああ〜こんな素敵な人と自分も恋愛したいなぁ〜って岩田さん演じる店長見て思ったし、
3話では、私の3番目の彼はいつ巡り合うの〜?なんて思ってたし。
東京初日は作品に純粋に感動して、土曜日ご一緒した方に、
バッサリ捨てられて来ます〜みたいにメッセージ入れて日曜日は出かけまして、よくわからない自分の気持ちをこのブログにアップしました。
それが、昼観たらこうです(笑)。
↓
泣きのポイントが回を追う事に確かに早くなっていた。
それは感じていた。
夜の部は今までにない緊張感に客席も包まれていたと思う。
哀しいかな、何かしらの雑音に集中力が途切れてしまう、開演直後の吉野さんのターンは特に多かった途中入場(←次の暗転まで待たせてもいいと思うんですが)、全体的に気になった切り忘れてた携帯のマナー音、とか、身動きする音でさえ大きく響くし、ビニールガサガサとか、視界に入る居眠りとか、
そんなイライラも少なく、自分も、客席全体も緊張感に包まれていたと思う〜。
で、最初に出で立った姿からなんとなく気合が入っている雰囲気があり、いつも通りを演られていても、こちらが、もう最後だ!感で臨む空気感で…
そんな中、吉野さんの低く落ち着いた声のトーンでお話しが動き出します。
彼女を部長に紹介した、部長の自宅にお呼ばれした帰り道から。
少しお酒に弱い『彼女』のほろ酔い加減に話す言葉や、言葉の先に『彼女』の姿が舞台上の彼の視線の先に浮かんで、微笑ましい。
『彼女』の幸せな様子が伝わって来て、こちらもなんだか嬉しい。
彼が聞く。
「幸せなの?」
こくこくとうなずく『彼女』の姿を感じて、とても幸せな気持ちに包まれる。
彼が顔を上げて呟く
「確かに幸せだ。俺も。」
その瞬間、身体の中からぞわぞわ〜っと感情がざわついて、眼の奥からじわっ〜と…(ó﹏ò。)(。>_<。)
早くも涙腺結界した…
(ほんと、早いよ〜。)
幸せだ、と思った瞬間から、自分の感情は彼と共にあり、
彼と共に恋をして、モヤモヤした気分を抱き、そして悟ってしまった彼に同調してしまったんだと思う。
ほんとうに辛かった。しぼり出すように発した
「…ごめん」
のひと言。
そう言って『彼女』を自由にしてあげたかった?
いや、違う。
自分が辛くなる前に逃げたかったのかも。
だから、謝らないで…。
(あなたこそ謝らないで…泣くわ)
と、消えてしまった彼。
暗転の中に消えて行った彼の残像に心が持ってかれて…それこそビックリするぐらい涙が静かに…止まらない。
正直、次の店長のターン始まっても、しばらく気持ちが引っ張られて、気持ちどっかいったまま、泣いてたよ〜私。
ヤバイ〜、やばい〜涙止まらん!助けて店長〜!って。
そしたら
「こんにちは〜」
の場面。
のりえさんのこの構成、ほんとに凄い!
助かった〜って、舞台に気持ち戻りました。
楽の回は
吉野さんの演技を受けて、岩田さんはいつもよりも熱い店長で彼女を諭し、
波多野さんもいつも以上に自分の闇が暗く、だからこそのラストの海岸のシーンがめちゃくちゃ爽やかでめちゃくちゃ『彼女』が可愛くて、幸福感に包まれて彼は去っていった。
エンディングを飾るビアノの音色はそんなふたりを応援するように力強く。
感情を盛り上げるようなアドリブも入った。
ほんとに、よい舞台を観せてもらいました。
最後は笑顔の余韻で終わった…
はずが…。
まだまだヤバイ、ヤバい、やばい〜状態(笑)。
ほんとまとまんないな〜
吉野さん話しへ続く。