FBのブックカバーチャレンジで誰かが紹介してた本。
最初、読みにくくて、慣れてきたら面白くて、でも最終的に良くわからない部分があるのと、エンタメ性は無いね、歴史とはそういうものかも知れないけど。
序章が一番面白かったかも。本章からこれはどう展開するんだろうと、ワクワクした。
序章から、時を遡って、事件の始まる前から本章が始まるんだよね。
で、序章でナゾだった部分が描かれていく。
魅力的な登場人物が何人か出てくるんだけど、みんな、死んじゃったりとか、結局意向変えしたりして、なんというかね、残念なの。
直次郎の逃した子どもたちが、ぶじにどこかで暮らせたのなら少し救われるんだけど、それがわかっちゃぁ、この小説の筋が通らないしねぇ。しょうがないよねぇ。
村人の姿が見えないのが、最初のナゾなんだけれども、なんでそれが謎になったのか分からない。
お役人が成敗したのの、後改めに来て死体がない!と言っているのだが、成敗したお役人に聞けば済む事なんだけどな。なんでかな?そこが、スッキリしないのだった。
あれだった!日にちや時刻とか、方向とかを月の形や位置、星座の位置などで表していて、なるほど〜、ほんとーに、こういう風にして、夜空を頼りにしたのかー。と、面白かった!!