京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句自由連句「目が行けば」

2018-03-29 09:16:30 | 日記
【フリー句自由連句】2018年3月 京都
「目が行けば」の巻
       金澤 ひろあき
目が行けばスマホが動く朝の花       青島 巡紅
脇役のはずが主役のつくしんぼ       金澤 ひろあき
幸せの電波を受ける帽子かな        巡紅
背くらべをする兄と弟           ひろあき
母を見て家桜とす兄弟           巡紅
ふるさとも同じ月が出ているか       ひろあき
川の月隠しても背に空の月         巡紅
虫の音子守唄のかわりに          ひろあき
虫の音と蛙の唄に足外す          巡紅
地元の宿の銘酒もてなし          ひろあき
二日酔隣りの人は誰ですか         巡紅
名を聞いてより恋のはじまり        ひろあき
二連符からフェルマータそしてエンド    巡紅
大河ドラマの次作御期待して下さい     ひろあき
月での人類にとって大きな一歩はどこ行った 巡紅
秋の雨絵本の世界の旅に出る        ひろあき
道に迷って王子と王女の世界        巡紅
橋のたもとで再会をする          ひろあき
言えることより言えぬ事の多さよ      巡紅
春がすみ忘れるふりがうまくなる      ひろあき
忘れることが人生さと次の生        巡紅