フリー句「雨降りて」の巻
雨降りて蛙鳴かない畦道よ 巡紅
きのうの空が残る青い水たまり ひろあき
雨後の薔薇若い腰痛美人かな 巡紅
薫りを強いメッセージとする ひろあき
雨の朝立ち食い蕎麦に足取られ 巡紅
江戸が舞台の人情噺家 ひろあき
木漏れ陽や転寝乙女大欠伸 巡紅
どこ吹く風の膝の上の猫 ひろあき
飛び出す眼渚を走るビキニの娘 巡紅
ビーチバレー砂にまみれた殊勲賞 ひろあき
拳舞う手に汗握る攻防戦 巡紅
早朝はクワガタとりに明け暮れて ひろあき
追い越して吹き抜ける風子ら駆ける 巡紅
たんぽぽの綿毛旅立つ一斉に ひろあき
押し戻し負けるな波に小亀達 巡紅
夜半より避難勧告なりやまず ひろあき
流転の世昇る朝日に手を合わせ ひろあき
アメリカネイティブ歓声をあぐ ひろあき
永劫に手の届くまで命の輪 巡紅
もしかして宇宙のパズルのワンピース ひろあき
ビルの間に正午の鐘を鳴らす寺 巡紅
恋人達が花見るベンチ ひろあき
※5月半ばに梅雨入り。今年は例年より早いです。そのせいか、動物が季節の動きについてこれてないような感じがします。蛙もなかなか鳴きませんでした。
雨降りて蛙鳴かない畦道よ 巡紅
きのうの空が残る青い水たまり ひろあき
雨後の薔薇若い腰痛美人かな 巡紅
薫りを強いメッセージとする ひろあき
雨の朝立ち食い蕎麦に足取られ 巡紅
江戸が舞台の人情噺家 ひろあき
木漏れ陽や転寝乙女大欠伸 巡紅
どこ吹く風の膝の上の猫 ひろあき
飛び出す眼渚を走るビキニの娘 巡紅
ビーチバレー砂にまみれた殊勲賞 ひろあき
拳舞う手に汗握る攻防戦 巡紅
早朝はクワガタとりに明け暮れて ひろあき
追い越して吹き抜ける風子ら駆ける 巡紅
たんぽぽの綿毛旅立つ一斉に ひろあき
押し戻し負けるな波に小亀達 巡紅
夜半より避難勧告なりやまず ひろあき
流転の世昇る朝日に手を合わせ ひろあき
アメリカネイティブ歓声をあぐ ひろあき
永劫に手の届くまで命の輪 巡紅
もしかして宇宙のパズルのワンピース ひろあき
ビルの間に正午の鐘を鳴らす寺 巡紅
恋人達が花見るベンチ ひろあき
※5月半ばに梅雨入り。今年は例年より早いです。そのせいか、動物が季節の動きについてこれてないような感じがします。蛙もなかなか鳴きませんでした。