徒然なるままに…なんてね。

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ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第三百三十五「鯉の恋…大騒ぎ」

2009-03-21 22:16:00 | 生き物
 今日はとても好い天気、上着が要らないほど暖かく、絶好の散歩日和…なんですが…。
土曜日ということもあって、柵を乗り越えて子供が川に降りていたり、行き交う人が多かったりで、あまり生物を観察するのに適した状況ではありませんでした…。

 収穫は期待薄だと思って歩いていたのですが、この好天と気温上昇が幸いしたのか、下流側で面白い光景に出くわしました。
どうやら…散歩道の川では…コイの季節到来のようです…。
二ヶ月ほど後でもおかしくないくらいなので…例年に比べるとかなり早いですが…。

 この場所…doveの散歩圏内の中では…70~90センチくらいの大物ゴイの集まるポイントです。
以前、ベトナムからの研修生がここでコイ漁をして、70センチほどもあるコイを網で捕まえて喜んでいた画像をUPしましたが、ここにはそんな大物がウジャウジャ居ます。

   

画像で…分かりますか…?
コイなのに…一匹一匹がタイのように幅広い体に見えるのが…。

   

ほとんどがデカゴイばかり…。
それらが犇めき合い…ぶつかり合って…それはもう大迫力な眺めです…。

   

あちらこちらで上がる水飛沫も半端じゃなく、コイの立てる大きな水音が散歩道に響き渡って、道行く人々の耳を捉え、目を捉え…。

   

散歩中の人々から…すごいなぁ…という声が…。

   

昨年UPしたコイの季節よりもさらにパワーアップ…。
圧倒されます…。

   

とにかく…デカイ…。

   

川全体をリングにした豪快なバトル…肉弾戦…。
う~ん…なんつ~か…めっちゃワクワクさせてくれるじゃありませんか~…。

   

いやぁ…面白かったです…。

勝敗の行方はdoveにはいまひとつ分かりませんが…今年もたくさんの稚魚が誕生すること間違いありません…。

自然は実に…ダイナミックです…。












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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恋の季節 (KEN-SAN)
2009-03-22 00:03:18
素敵な恋ですね。
バトルロワイヤル。
恋にもいろいろありまして、なんて。
ど迫力ですよ。凄い恋、鯉、濃い。
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春の風景 (川好き)
2009-03-22 08:08:44
このような光景が見られるようになったということはいよいよ春本番ということですね。
ただ気になったのは、一匹一匹がタイのように幅広い体ということです。
これは養殖型の大和鯉というもので天然個体ではありませんね。
現在放流されている個体のほとんどすべてが、このような個体です。
純粋な天然個体は体高が低く、尾ビレが長いのが特徴。
無差別な放流をされた結果、現在見られる個体の大半と言うより、すべてが大和鯉になっています。
天然個体との交配も危惧されます。

昔から食するために無差別な放流繰り返された結果、古来からコイがいることがわかっているのは四万十川、琵琶湖・淀川水系、濃尾平野、関東平野ぐらいになってしまいました。
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すごい迫力 (雪の下)
2009-03-22 10:16:03
私も見ましたが、すごい迫力ですね。
浅瀬で危険をかえりみず子孫を残そうと命がけなのでしょう。
かわいらしい姿が見られるといいですね。
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KEN-SANへ (dove-2)
2009-03-22 11:54:10
何しろ…命懸け…というだけでなく…子孫懸け…ですからね~。
上流側では個体の大きさがこの場所よりやや劣りますが、それでもかなり迫力あります。
上流側でもコイたちが集まって準備してましたから、もう間もなくだと思います…。
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川好きさんへ (dove-2)
2009-03-22 12:01:13
その通りです。
このコイたちの前身は、二十年以上も前、川が整備された折に放流されたコイなんです。

上流側に、仰るような体高の低いものも居るような気がしますが、それは個体が小さいからで、おそらく、すでに交配が進んでいて純粋なものは居ないでしょう…。
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雪の下さんへ (dove-2)
2009-03-22 12:06:54
すごかったですね~っ!

こうした大迫力な繁殖行動が見られるのは、天気が好くて、気温(おそらく水温も)が高く、雨の降る前日が多いように思います。
思ったとおり今日は雨ですが…去年もそうでした…。

稚魚の姿…楽しみですね!
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ぜひ (KA-SAN)
2009-03-22 16:04:54
生で見てみたいです。
この辺では菅生川に、放流した鯉がいると思うけど、やはり天然のたくましい恋が・・・いや鯉がみてみたい。
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KA-SANへ (dove-2)
2009-03-22 18:12:22
コイの季節は五月くらいまでだそうです。
どの場所でいつ繁殖期になるか…は天候や水温などが関係してくると思います。
もし地元のお知り合いにコイ類の専門家などが居られたら、目安など伺ってみるのもひとつの手…。

doveの考えでは…コイがいつも居る場所から離れて、他の場所(中洲の草の根や藻が水中に繁り、流れが比較的緩やかな浅瀬など)にたくさん集まり始めたら、繁殖日が近い…。
その中でも水温が高く、天気が良く、雨の降る前あたり…。
…なんてね…。

ど素人の考えですから…まったくあてにはなりませんけども…。
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天然鯉 (川好き)
2009-03-22 20:37:31
天然鯉は警戒心が強く、琵琶湖では天然物は普段は沖合いに居て、産卵期のみ湖岸に接近するものの、養殖物は元々人間が飼育していたこともあるのか周期を通じて湖岸に近い付近にいるとか。
まあ、交配もあるでしょうから、生態も変わってしまっている場合もあるでしょうが。
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川好きさんへ (dove-2)
2009-03-22 21:55:07
巧いこと棲み分けができているといいんですが…。
この川にはたくさんの堰堤があるので、コイが移動できるのは増水時のみということになります。
そのせいか上流側のコイの方がスマート、下流側のコイは御覧の通りでデカゴイ、堰堤ごとに多少なり棲み分けができているような気がします。
ただ…残念ながら種が異なるかどうかは素人のdoveには判断できないので…。
上流の方にでも天然物が居るなら嬉しいのですが…まず…純系は無理かなぁ…。
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