先回…生き残ったのは三匹だけだと書いたけれど…よくよく思い出してみると最初に残ったのは雌二匹雄二匹の四匹だったような気がする…。
何しろ…9年近く前のことだから…なぁ…。
大きい雌が一匹居たので…影の薄い小さな雌の存在を忘れていた…。
水質が安定すると雄が雌を追っかけ始めた。
入れてあるマツモの周りをぐるぐると…。
雌が動かないと…その斜め下くらいのところで…雄がじっとしている…。
しばらくすると追っかけまわす…。
相性が合うも合わないも…雌雄二組しか居ないんだから…。
個体数が少なくて選択の余地がない場合…どうなるんだろう…。
そんな余計な心配をした…。
時々水槽を覗いてみると、上手いことペアが二組とはいかないようで、雄二匹は同じ雌を追いかけているように見受けられる…。
小さい雌は他の三匹と反対側に居てえらく暇そうにしているが…。
この子には春が来ていないのかなぁ…。
どうなんだろう…。
卵を見つけたのは夏の初め頃だったか…。
なんと小さい雌の御腹に卵が数個くっついていて、マツモにも絡み付いていた…。
増えては困ると思いつつも…卵を見れば孵化が待ち遠しい…。
人間とは勝手なもんである…。
放っておくと食べられてしまうから、本当は卵を別の水槽に入れて親から隔離しなければいけないのだが、其処まですべきかどうか…。
狭いdove家ではあんまり増えて貰っても、他に水槽を置く場所もないので、繁殖については自然に任せた。
カダヤシを増やしても…日本固有種のメダカにとっていいことはないんだし…。
案の定…しばらくすると…卵は姿を消した。
が…なんと透明な稚魚が1~2匹…チョロチョロ動いているではないか…。
見落としそうなくらいだ…。
おお…食われずに助かったのも居たんだ…。
心うきうきで子供たちに伝えた…。
早く大きくなれよ…なんて都合のいいことを思っていたのも束の間…あっという間に消えてなくなった…。
やっぱり…隔離しとかないかんかったか…。
そうは思っても積極的には行動しない…。
基本的には増えると困る…というのが先に立つ…。
四匹になってからは、ほとんど何事もなく平穏無事に過ぎていった。
何度か産卵したがついぞ増えることもなく…。
二年目に入った頃…突然…雌に異常が起きた…。
雌の口の辺りに白い斑点が出始め、次第に元気をなくしていった。
斑点のない雄も何となく身体が白っぽくなっている…。
病気だろうか…?
それまでまともに魚類を飼った経験のないdove…魚の病気に対してどう対処していいか分からなかった…。
やがて…雌二匹と雄一匹が死に…小さい方の雄一匹だけが生き残った…。
何度か水替えをし、バクテリアを入れ、ろ過用のスポンジも頻繁に交換した…。
最後に残った雄はめちゃくちゃ元気…。
けれど…水槽の中にぽつんと一匹というのは如何にも寂しそうだった…。
人間の方が勝手にそう思っていただけのことなんだが…。
続く…。
何しろ…9年近く前のことだから…なぁ…。
大きい雌が一匹居たので…影の薄い小さな雌の存在を忘れていた…。
水質が安定すると雄が雌を追っかけ始めた。
入れてあるマツモの周りをぐるぐると…。
雌が動かないと…その斜め下くらいのところで…雄がじっとしている…。
しばらくすると追っかけまわす…。
相性が合うも合わないも…雌雄二組しか居ないんだから…。
個体数が少なくて選択の余地がない場合…どうなるんだろう…。
そんな余計な心配をした…。
時々水槽を覗いてみると、上手いことペアが二組とはいかないようで、雄二匹は同じ雌を追いかけているように見受けられる…。
小さい雌は他の三匹と反対側に居てえらく暇そうにしているが…。
この子には春が来ていないのかなぁ…。
どうなんだろう…。
卵を見つけたのは夏の初め頃だったか…。
なんと小さい雌の御腹に卵が数個くっついていて、マツモにも絡み付いていた…。
増えては困ると思いつつも…卵を見れば孵化が待ち遠しい…。
人間とは勝手なもんである…。
放っておくと食べられてしまうから、本当は卵を別の水槽に入れて親から隔離しなければいけないのだが、其処まですべきかどうか…。
狭いdove家ではあんまり増えて貰っても、他に水槽を置く場所もないので、繁殖については自然に任せた。
カダヤシを増やしても…日本固有種のメダカにとっていいことはないんだし…。
案の定…しばらくすると…卵は姿を消した。
が…なんと透明な稚魚が1~2匹…チョロチョロ動いているではないか…。
見落としそうなくらいだ…。
おお…食われずに助かったのも居たんだ…。
心うきうきで子供たちに伝えた…。
早く大きくなれよ…なんて都合のいいことを思っていたのも束の間…あっという間に消えてなくなった…。
やっぱり…隔離しとかないかんかったか…。
そうは思っても積極的には行動しない…。
基本的には増えると困る…というのが先に立つ…。
四匹になってからは、ほとんど何事もなく平穏無事に過ぎていった。
何度か産卵したがついぞ増えることもなく…。
二年目に入った頃…突然…雌に異常が起きた…。
雌の口の辺りに白い斑点が出始め、次第に元気をなくしていった。
斑点のない雄も何となく身体が白っぽくなっている…。
病気だろうか…?
それまでまともに魚類を飼った経験のないdove…魚の病気に対してどう対処していいか分からなかった…。
やがて…雌二匹と雄一匹が死に…小さい方の雄一匹だけが生き残った…。
何度か水替えをし、バクテリアを入れ、ろ過用のスポンジも頻繁に交換した…。
最後に残った雄はめちゃくちゃ元気…。
けれど…水槽の中にぽつんと一匹というのは如何にも寂しそうだった…。
人間の方が勝手にそう思っていただけのことなんだが…。
続く…。
治療法あるんですね…。
魚類は病気になったらおしまいだと思ってましたから…。
あの時知っていればねぇ…。
ひとりぼっちがストレス…というのはおそらく外敵に対する不安なんでしょうね…。
小魚は自分たちを大きな魚に見せかけるために群れていることが多いですし…。
有難うございました。
1匹だと優雅に見えますが、かなり魚には負担になるようです
と言ってる自分も今までかなり失敗ばかりしてきてますけど
少し水温を上げて(30度位)にして、できれば市販の薬を注入してあげればよかったと思われます。
メダカ種は基本的に肉食種ではないので、個体を食べる(共食い)ことはしないはずですが、産卵直後の稚魚は格好の餌になる場合が多いようです。
できるだけ隔離してあげるのがベターです。水槽の中にさらに小さい水槽を入れて飼うのがいいですよ。
おいらももう少し暖かくなれば、飼育数を増やしてみたいと思ってます
或いは…単純に無知故の失敗告白と言うべきか…。
これも…読者に委ねましょう…。
主人公?を客体化した感じが強いですが。
カダヤシくんの胸のうちは…。
雌だと卵づまりを防ぐために雄を一緒にしておいた方がいいらしいんですけど…。
雄一匹の場合は…どうなんでしょう…?
に訊いてみようかなぁ…。