祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 幸福感

2015-02-18 17:29:11 | 健康


いろいろな生き方があるのだろうけれど、後悔のしない人生を歩むために数歩先を見ながら歩いている。しかし、直前のところしか見えない人は非常に多い。事態が急変するまで分からないようである。私もサラリーマンをしている時は、政治には全く興味が無く気にもかけず、誰かがきちんとしてくれているだろうと思っていました。しかし、引退した後に世の中を見渡すと、なんとデタラメをしている人たちが如何に多いかに気づき始めています。少しでも、役に立てるよう情報は流し続ければ・・・・後は情報を元に自分の生き方を決めるのは本人次第・・・・・岡本よりたかさんのフェイスブックより転載します。




岡本 よりたか

「幸福感」



自然


先日、こう言われた。

「食の安全とか、放射能汚染とか、医療の嘘とか、企業の搾取とか、政府の嘘とか、何ひとつ気にせずに暮らしてる友達は、会社帰りにカロリー高めのレストランや居酒屋で楽しそうに仕事終わりを楽しみ、素敵な家に住み、良い車に乗り、楽しそうに平和に暮らしてる。


しかし、気づいてしまった自分は、食べたいものが食べられず、仕事も辞めてお金もなく、放射能汚染に怯えて引っ越しをし、今にも止まりそうな車と賃貸の家、とても幸せとは言えない生活をしてる。だんだん、気づかない人が羨ましくなってきた。」

まぁ、分からないでもない。

人は自分が正しいと思うことしかしない。これは極論のようで真理である。どのような行動であれ、正しいと本気で思っているか、正しいと勘違いしているからその道を行く。もちろん後から正しくないことに気づき後悔することはあるだろうが、少なくとも今は正しいと信じている。

逆の言い方をすれば、人は正しいと信じている事しか出来ないのだ。だから、今、自分が選んだ暮らし方を正しいと思っており、どんなに頑張っても前の生活に戻ることは出来ない。

映画「マトリックス」で目覚めたネオように、気づいてしまえば戦いの日々になるし、実はその生き方こそが本質的な幸福への道ということもありえる。

だが、人にとって取り返しがつかないのが「後悔」というものである。気づかない人達は、ある時気づいてしまえば激しく後悔するかもしれない。それは、病に侵された時であり、生活が困窮した時であり、死の床についたときかもしれない

気付いた人は、おそらく、その後悔の怖さを知っているのだろう。それが気づきのきっかけになる。そしてそこから生まれるのが正義感である。この正義感こそ、本当の意味での癒しであり幸福感だと僕は思う。

多少は気づかない人の生活を羨むのはいい。でも、自分の中に生まれた正義感だけは大事にして欲しい。その正義感は消える事はなく、やがては本当の意味での幸福感を味わえるはずである

僕はマヤカシの豊かな生活よりも、貧しく苦しくても真実を追求する方がいい

・ 被災者の不安に寄り添わない日本政府の対応を厳しく批判

2015-02-18 16:50:54 | 原発事故


原発事故によって多くの東北住民や関東の住民は、生活を変えざるを得ない状況に追い込まれている。それに対する東電は勿論の事、政府も裁判所も、住民の生活をすぐにでも立て直す責任は全く意識していないようですね。日本国内が崩壊しているので、国外からの外圧が必要だとノーム氏は教えてくれています。@動画より転載します。



2014年3月26日 仕事・生活 タグ: ノーム・チョムスキー, 原発問題

「世界最高の論客」と評されるノーム・チョムスキー氏が、自主避難を余儀なくされた福島の親子らと面会/被災者の不安に寄り添わない日本政府の対応を厳しく批判




2014年3月4日に、アメリカの著名な言語学者で哲学者のノーム・チョムスキー氏が、東京都内のホテルで、自主避難を余儀なくされた福島の親子らと面会した時の映像を紹介します。
(所要時間:約18分)


動画の内容
ノーム・チョムスキー氏

ノーム・チョムスキー氏


東京電力福島第一原発事故から3年がたとうとしている。来日した米国人の言語学者ノーム・チョムスキー氏(85)が、自主避難を余儀なくされた福島の親子らの訴えに耳を傾けた。いまだに不安や恐怖にさらされている被災者たち。「世界最高の論客」と評されるチョムスキー氏の目に、この状況は、どう映るのか。
(林啓太)


◆政府は常にウソで言い含める


無防備な子どもたちが、放射線の危険にさらされている。恐ろしいことだ」。(※2014年3月)4日に東京都内のホテルで福島の親子らと面会したチョムスキー氏は嘆いた。

チョムスキー氏と会ったのは、福島市に住む武藤恵さん(40)と小学3年生の長女玲未(りみ)ちゃん(9つ)の母子、福島県郡山市から静岡県富士宮市に自主避難した長谷川克己さん(47)の3人。長谷川さんは妻、小学2年生の長男(8つ)、長女(2つ)の4人暮らしだ。

恵さんの自宅は福島第一原発から約60キロ。「政府は換気扇を閉めて、外出する時はマスクを着けるように、ということしか教えてくれなかった」と、当時の混乱を振り返った。

山形県に週末だけ自主避難していた時期もあったが、経済的な問題もあり、やめた。「事故後、子どもの体調が良くない」という。国は緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による放射能汚染の情報を隠していた。それなのに「『安全宣言』をした。周りは事故前と変わらない日常に戻ってたように見えるが、そうではない」と、放射能の恐怖にさらされている現実を訴えた。

長谷川さんは、郡山市内で介護事業を営んでいたが、事故の5カ月後に自主避難した。「将来、健康被害が出たら、お金で償われても元には戻れない。子どもを守ろうという思いだけだった」。避難先の静岡での生活については「日雇いの工事現場の作業員をして食いつないだこともある。経済的に安定せず、心もとないです」と切々と語った。

自主避難者は十分な補償が受けられない。東電からの補償金も避難区域内に住んでいた避難者に比べて乏しく、経済的な負担が重くのしかかる。

チョムスキー氏は、両手をテーブルの上で組んだり、沈思するように右手をあごに当てたりしながら、静かに親子らの会話に耳を傾けた。話の合間に「ほかの親はどんな対応をしているのでしょうか」 「放射線の被害に理解のある医師からケアを受ける機会はあるのでしょうか」問い掛けた。

「子どもらがどんなに不安でも、政府というのは心配するなとウソで言い含めようとするものなのです」。米国とソ連の緊張が核戦争の寸前まで高まった1962年のキューバ危機のころのことをとつとつと語った。「私の娘の友達の中には、戦争になれば生き残れないと不安そうな子もいた。米政府は『米ソの緊張関係は危なくない』と宣伝した。私の娘は学校の先生から『核戦争が起きても机の下に隠れれば大丈夫』と言われたんですよ」


◆最も弱い子どもらがどう扱われるかで 社会の健全さ問われる


緊張した面持ちでチョムスキー氏の顔を黙って見つめていた玲未ちゃんは、周囲に促されて「武藤玲未です」と自己紹介。チョムスキー氏も、この時ばかりは柔和な表情を見せ、「日本に50年ぐらい前にも来たことがある。私の娘がちょうどお嬢ちゃんと同じくらいだった」と懐かしがった。

チョムスキー氏は、ベトナム反戦運動に関わって以来、外交や大企業優遇の政策で米政府がろうするウソや秘密のやり口を徹底的に批判してきた。

米中枢同時テロの後、米国のアフガニスタン侵攻やイラク戦争について強い反対意見を表明。最近では、米国内の貧困問題でも積極的に発言している。

福島第一原発事故の後、2011年9月に東京都内で開かれた脱原発集会の際、支持を表明する連帯メッセージを寄せた。福島の親子らと面会したのは、福島の子どもたちの「集団疎開裁判」を支援してきた縁からだ。

12年1月、「最も弱い立場の子どもらがどう扱われるかで社会の健全さが測られる。私たち世界の人々にとって裁判は失敗が許されない試練だ」と集団疎開裁判を支持するメッセージを寄せている。上智大での講演を機に来日したチョムスキー氏が、「ぜひ、親子と会いたい」と会談を要望し、実現した。

集団疎開裁判では、郡山市に住む児童と生徒14人が、空間線量が年間1ミリシーベルト未満の地域に疎開して教育を受ける措置を市に求め、仮処分を申し立てた。

司法の判断はつれなかった。福島地裁郡山支部は11年12月、申し立てを却下。仙台高裁は13年4月「福島原発周辺の児童・生徒の健康に由々しい事態の進行が懸念される」としながらも抗告を却下した。

福島の親子らは(※2014年)4月にも、約10人の子どもを原告として、地元の自治体を相手に集団疎開を求める行政訴訟を起こす予定だ。

チョムスキー氏は、親子らに「政府に対する外圧を上手に使うことだ」とアドバイスした。「核戦争防止国際医師会議(IPPNW)などの権威のある国際的な団体と健康被害の調査について連携し放射線の被害を広く訴えることもできる。日本政府に被害を隠すことは恥ずかしいと思い知らせられればよい」

「日本は広島、長崎の原爆を経験し、放射線の怖さを知っているはず。それなのに、政府が被災者の不安に寄り添わないとは。言葉にならない」と日本政府の対応を厳しく批判した。

チョムスキー氏は、「こちら特報部」のインタビューに、安倍政権についての懸念も表明した。「日本の超国家主義者は平和憲法を無くそうとしている。安倍晋三首相らが靖国神社に参拝し、従軍慰安婦を否定しようとするのは、日本を帝国の時代に戻そうという狙いがあるのではないか。ヒトラーが権力を掌握していく過程を思い起こさせる」

集団的自衛権の行使容認についても「集団的自衛権と言えば聞こえは良いが、実態は戦略戦争だ。米政府も戦争を国防と言い換えるが、それに似ている。だまされてはならない」と指摘。自民党の石破茂幹事長が特定秘密保護法の抗議活動に対し、「テロ行為と本質は変わらない」と言い放ったことに触れ、「政府は市民の反発を恐れている。テロリストというのは、権力側が反対する市民にレッテルを貼っているだけだ。強制や弾圧を正当化する言い訳にすぎない」と話した。

政府の過ちをただせるのは市民だけだ。困難だろうが、福島や日本全体で、政府が無視できない運動をつくり出してほしい。地域の市民のつながりを強化してほしい。それこそが状況を改善していく道だ」


<デスクメモ>

青いセーターにジーンズ姿。「現代最高の知性」は、ラフな格好で被災者の前に現れた。好々爺(や)のような表情で話を聞いていたが、いったん口を開くと、舌鋒(ぜっぽう)鋭い。人間の尊厳を守るための闘いで、市民と言論の力が重要だという固い信念を感じたという。声を上げ続けなければならない。 (国)



引用元:No Nukes 原発ゼロ

・ 枯葉剤耐性大豆

2015-02-18 15:58:38 | 健康


世界中の一般市民の健康を無視し、企業の利益だけを追及しているGMO販売。日本もTPPへの参加が決まれば、即刻表示規制が解除され、「遺伝子組み換え大豆を使用していません。」の表示は無くなるでしょう。日本政府も、いい加減デタラメですね。国民の生命や生活の安全を考えるつもりは毛頭ないようです・・・・自己で対応するしかないですね。岡本よりたかさんの投稿を転載します。




「枯葉剤耐性大豆」(長文)

除草剤散布


モンサント社の遺伝子組み換え大豆は、除草剤への耐性を持っている。

その理由だが、バイオテクノロジー企業であるモンサント社及びそのバックにいる財団や政府は、穀物支配を行うためには、特許を取得した遺伝子組み換え大豆を蔓延させることが必要だと感じた。


その特許を取得した大豆を、多くの農家に購入させるために行ったのが、除草剤を撒いても枯れないという機能を大豆に持たせることである。それにより、数百~数千haの大規模農家は、大豆の生育期間中に、空から除草剤を撒くことだけで、除草が可能になった。

従来は、種まき前に除草剤を使用したり、広大な畑を耕耘して雑草を抑える、あるいは、場所によっては農業機械を使って除草を行っていたが、そのような膨大な人員が必要な作業を行わなくて済み、人件費節約と効率化という二つのメリットを享受した。

しかし、問題は大きかった。今までは大豆に除草剤がかかることは無かったのだが、除草剤がかかっても枯れないとなれば、上からどんどん振りかけてしまう。おかげで高い濃度で、大豆の中に除草剤成分が残留するようになってしまった。

世界中で善意ある科学者が警戒の声を上げたが、残念ながら残留基準値は高く設定され、除草剤が残留する穀物が世界中に輸出されることになり、バイオテクノロジー企業は、特許料と除草剤の売上という二つの莫大な収益を手にすることになった。

さて、その除草剤というのが「グリホサート」という成分と界面活性剤を主原料にしたモンサント社の「ラウンドアップ」という除草剤であったが、大量に除草剤を撒き始めたがために、農地に生える雑草の生態系が変わり始めた。グリホサートの成分に耐性を獲得した雑草が、勢力を増し始めたのである。

このモンサント社が抱えた問題に対し、ビジネスチャンスとばかりに新しい遺伝子組み換え大豆を考え出したのが、ダウ・ケミカルである。ダウ社は、グリホサートに耐性を持つ雑草処理のために、グリホサート以外の新たな除草剤に対して耐性を持つ大豆を実験室で生み出したのである。

その新たな除草剤とは、アリルオキシアルカノエート系であり、この主成分は、あの悍しきベトナム戦争で散布され、四世代目の子供にも奇形という影響を与え続けている「枯葉剤」の主成分でもあった「2,4-D」なのである。

米国は、あおのおぞましい記憶が蘇り、国民は50万もの反対の声をパブリックコメントにあげ、この大豆の承認に待ったをかけた。だが、なんと2012年、日本はその枯葉剤耐性の大豆の輸入と栽培の許可を与えてしまったというから、空いた口が塞がらない。

それから、2年ほど経ったとき、米国も企業ロビーに屈する形でこの枯葉剤耐性大豆を承認することになったが、現在は栽培などは大きく行われているという話は聞かない。世界的に遺伝子組み換え大豆への抵抗感は高まり、世界最大の消費国の中国やロシアが慎重な動きを見せているからだ。

しかし、ここにきてモンサント社の動きが活発になってきた。モンサント社は、さらに別の除草剤耐性の大豆を開発し、市場に送り出そうとしている。それが「ジカンバ」という除草剤である。モンサント社の企業ロビー力は世界屈指である。モンサント社が動けば、グリホサートと共に、このシカンバが世界中にばら蒔かれることになる可能性は非常に高い。

なんと、このジカンバも、あのベトナム戦争時に枯葉剤として散布されたことがあるという。結局のところ、アメリカもそのおぞましい記憶を忘れ去ってしまっているということである。

ジカンバであろうが、なんであろうが、除草剤というものは環境の生物の健康に多大な影響を与える。環境中の微生物や小動物を殺戮し、土壌を砂漠化してしまうだけでなく、動物のDNAに損傷を与え、突然変異を起こさせてしまう

世界は飢えてしまうと脅かされ、遺伝子組み換え作物の必要性を訴えているが、世界を飢えさせているのは、バイオテクノロジー企業による食支配が原因ではないだろうか。安い食肉を生み出すために、我々人間が食する食べ物をつくる農地を、次々と家畜のための穀物栽培畑にし、廃棄食料を増やし、あるいはバイオ燃料のために畑を専有し、貧富の差を生み出してきたのは、世界的な穀物過剰の農業生産である。

この先の未来の農業は、生物多様性取り戻すことが最重要課題であると、僕は思う。

※日本アグロエコロジー会議は2月11日。まもなく。
<第1回 勉強会> ~食と農・地域と暮らしが分母となる社会を目指して~
https://www.facebook.com/events/735165609913006/