宿直明けで帰ってきたらこんなんでした。
鳩山首相が辞任を表明、小沢幹事長も辞任(読売新聞) - goo ニュース
昨年の衆院選の際に、
俺は「まずはとりあえず政権交代すべき」と考えていました。
その考え自体は今でも全く間違っていたとは思いません。
外交密約など、政権交代によってある程度明るみにされたこともあるし、
(もちろんそれは全く不十分なことかもしれませんが)
記者会見のオープン化議論なども政権交代がなければ話題にもならなかったでしょうから。
これまでの鳩山政権の「迷走ぶり」は周知の通り。
政権交代を強く主張した手前、
俺も何がしかのコメントをしようか考えていましたが、
なにしろ私生活のあれやこれやで、
天下国家を論ずる(笑)気になどなれなかったわけで。
---------- キリトリ -----------
で、まずは普天間、ですが。
もしも、本気で沖縄から基地を除去していこうと考えていたのであれば(これが大前提ですが)、
圧倒的な支持率を誇った去年の時点で、
アメリカ合「州」国にはっきり言うべきでした。
抑止力としての海兵隊の存在の意味、
ひいては安保体制そのもの定義について。
そして、中途半端な「移設」ではなく「撤去」とさえ、
主張することはできたと思います。
しつこいようですが、本気であれば、の条件付きですが。
だから、たぶん、本気ではなかったのでしょう。彼は。
悪戯に期待を煽るだけの結果になってしまいました。
日米両政府対沖縄というような構図にどうしても帰着してしまい、
沖縄の人々から「差別だ」と言われてしまう始末です。
もちろん、この「差別」という指摘は、
決して鳩山氏だけに向けられたものではなく、
沖縄の犠牲の上に安閑としている我々自身に発せられた情念だと思います。
所詮は東京政権の捨石なのか、と。昔も今もこれからも。
社民党の「ダダこね」のせいで、結果的に普天間が固定されてしまったという指摘もありますが、
まったくの噴飯ものです。
そういう奴らは、「基地」が「沖縄」にあるべきだという幻想にいまだに捉われています。
沖縄がそれを全面的に望んでいるのならまだしも、
現地の日常生活に大きな影響を及ぼしている基地の存在を、
意識的にか無意識的にか、奴らは見事に黙殺してくれています。
皇居に原発を、などという名言(笑)を聞いたことがありますが、
お台場に米軍基地ってのもいかがですかね。
社民党の過ちはただ一つ、
基地の問題で「こうなる」可能性は十分に考えられたのに、
まともな見通しもなく政権に参加したことです。
ただ、俺は彼らの気持ちもわかります。
これを過ちとまで断罪するのは酷かもしれません。
与党でなければなかなか実現できない政策は当然ありますから。
事ここに至ると、社民党の政権離脱は至極まっとうな判断でしょう。
---------- キリトリ -----------
で、民主党政権ですが。
かれらが不甲斐ないばかりに、
どうみても怪しげな小政党が結果的相対的に支持を集める可能性があります。
国粋主義+新自由主義(自己責任論)+復古主義。
既存政党に愛想を尽かした民衆が選択したのが、ある時はナチスでした。
このことはじゅうぶん念頭に置いておく必要があると思います。
「たちあがれ」とか、あいつらに命じられるいわれはありません。
だからこそ、民主党には踏ん張ってほしい。
やるべきことはある程度はっきりしているのではないでしょうか。
まずは、徹底的にクリーンかつ公開性を重視。
党内の意思決定過程もオープンに。
あくまで愚直に、青っぽく政策を訴える。
もはや青色吐息の支持率では、大胆なこともできないでしょうが、
ここはもう「政権交代を実現させた政党としての責任」があります。
何が何でも再生してほしい。
もちろん、俺が今夏の参院選でどの党を支持するかは全く別問題ですが。
わたしゃ赤旗日曜版愛読者ですしw
---------- キリトリ -----------
鳩山の辞任理由で、カネの話まで持ち出していますが、
まったく唐突の感が否めません。
そんならもっと早く決断すべきだし。
最後まで焦点の定まらないぼやけた論点を並べてくれました。
---------- キリトリ -----------
最後に、鳩山政権を振り返って。
ああ、ちょっとこれはこいつらどうなのかな、と最初に思ったのは、
官房長官平野が「機密費」についてものの見事にしらを切ってくれた瞬間です。
前政権との違いを鮮明にする大チャンスだったんですがね。
素人から見ても、下手くそすぎです。
鳩山首相が辞任を表明、小沢幹事長も辞任(読売新聞) - goo ニュース
昨年の衆院選の際に、
俺は「まずはとりあえず政権交代すべき」と考えていました。
その考え自体は今でも全く間違っていたとは思いません。
外交密約など、政権交代によってある程度明るみにされたこともあるし、
(もちろんそれは全く不十分なことかもしれませんが)
記者会見のオープン化議論なども政権交代がなければ話題にもならなかったでしょうから。
これまでの鳩山政権の「迷走ぶり」は周知の通り。
政権交代を強く主張した手前、
俺も何がしかのコメントをしようか考えていましたが、
なにしろ私生活のあれやこれやで、
天下国家を論ずる(笑)気になどなれなかったわけで。
---------- キリトリ -----------
で、まずは普天間、ですが。
もしも、本気で沖縄から基地を除去していこうと考えていたのであれば(これが大前提ですが)、
圧倒的な支持率を誇った去年の時点で、
アメリカ合「州」国にはっきり言うべきでした。
抑止力としての海兵隊の存在の意味、
ひいては安保体制そのもの定義について。
そして、中途半端な「移設」ではなく「撤去」とさえ、
主張することはできたと思います。
しつこいようですが、本気であれば、の条件付きですが。
だから、たぶん、本気ではなかったのでしょう。彼は。
悪戯に期待を煽るだけの結果になってしまいました。
日米両政府対沖縄というような構図にどうしても帰着してしまい、
沖縄の人々から「差別だ」と言われてしまう始末です。
もちろん、この「差別」という指摘は、
決して鳩山氏だけに向けられたものではなく、
沖縄の犠牲の上に安閑としている我々自身に発せられた情念だと思います。
所詮は東京政権の捨石なのか、と。昔も今もこれからも。
社民党の「ダダこね」のせいで、結果的に普天間が固定されてしまったという指摘もありますが、
まったくの噴飯ものです。
そういう奴らは、「基地」が「沖縄」にあるべきだという幻想にいまだに捉われています。
沖縄がそれを全面的に望んでいるのならまだしも、
現地の日常生活に大きな影響を及ぼしている基地の存在を、
意識的にか無意識的にか、奴らは見事に黙殺してくれています。
皇居に原発を、などという名言(笑)を聞いたことがありますが、
お台場に米軍基地ってのもいかがですかね。
社民党の過ちはただ一つ、
基地の問題で「こうなる」可能性は十分に考えられたのに、
まともな見通しもなく政権に参加したことです。
ただ、俺は彼らの気持ちもわかります。
これを過ちとまで断罪するのは酷かもしれません。
与党でなければなかなか実現できない政策は当然ありますから。
事ここに至ると、社民党の政権離脱は至極まっとうな判断でしょう。
---------- キリトリ -----------
で、民主党政権ですが。
かれらが不甲斐ないばかりに、
どうみても怪しげな小政党が結果的相対的に支持を集める可能性があります。
国粋主義+新自由主義(自己責任論)+復古主義。
既存政党に愛想を尽かした民衆が選択したのが、ある時はナチスでした。
このことはじゅうぶん念頭に置いておく必要があると思います。
「たちあがれ」とか、あいつらに命じられるいわれはありません。
だからこそ、民主党には踏ん張ってほしい。
やるべきことはある程度はっきりしているのではないでしょうか。
まずは、徹底的にクリーンかつ公開性を重視。
党内の意思決定過程もオープンに。
あくまで愚直に、青っぽく政策を訴える。
もはや青色吐息の支持率では、大胆なこともできないでしょうが、
ここはもう「政権交代を実現させた政党としての責任」があります。
何が何でも再生してほしい。
もちろん、俺が今夏の参院選でどの党を支持するかは全く別問題ですが。
わたしゃ赤旗日曜版愛読者ですしw
---------- キリトリ -----------
鳩山の辞任理由で、カネの話まで持ち出していますが、
まったく唐突の感が否めません。
そんならもっと早く決断すべきだし。
最後まで焦点の定まらないぼやけた論点を並べてくれました。
---------- キリトリ -----------
最後に、鳩山政権を振り返って。
ああ、ちょっとこれはこいつらどうなのかな、と最初に思ったのは、
官房長官平野が「機密費」についてものの見事にしらを切ってくれた瞬間です。
前政権との違いを鮮明にする大チャンスだったんですがね。
素人から見ても、下手くそすぎです。
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