Dmitri Shostakovich(1906~1975)
旧ソ連の作曲家。
聴く者にいろいろ「深読み」をさせる作風で有名(?)。
本日は15曲ある交響曲の中からチョイス。
勝手気ままなコメント添えて。
第1位 第10番
スターリンの死の直後の作品。
第2楽章はスターリンの肖像という説まであり、狂暴な嵐が通り過ぎる。
一方で作曲者本人の名前を音階化した「DSCH」が第3、4楽章に頻出する。
終末はまるでDSCHマンセー状態。
ちなみに、自分が演奏したことのある唯一のショスタコ作品でもある。
第2位 第11番
1905年の「血の日曜日事件」がモチーフ。
特に第2楽章では、
皇帝側の軍隊が広場に集まった群衆を一斉掃射するシーンが再現されている。
クライマックスでの打楽器群狂乱の咆哮は、
無慈悲で悲惨、残酷でカッコよすぎ。
第3位 第8番
1943年の作品。ソ連で言う「大祖国戦争」の真っ只中、
ちょうど赤軍が戦いの主導権を握り始めた時期だ。
この曲も進軍と戦闘を思わせる楽想がふんだんに登場して、それも好きなのだが、
同時に、「焦土作戦後の廃墟にたたずむような第4楽章の絶望感」と、
「悲しみを抱きつつも平和の息吹に手を伸ばす第5楽章の淡い希望感」。
そういう意味で第5楽章は「裏ハナミズキ」だ(笑)
よく聴くのは、
10番 ヤルヴィ指揮/スコティシュ・ナショナル管/1988
11番 ハイティンク指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管/1983
8番 ハイティンク指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管/1982
あまり奏者の聴き比べをしない方なので(したいんだけれども)、
これらのCDは十数年前に購入したもの。
ショスタコで好きな曲は多いので、そのうちまた~
旧ソ連の作曲家。
聴く者にいろいろ「深読み」をさせる作風で有名(?)。
本日は15曲ある交響曲の中からチョイス。
勝手気ままなコメント添えて。
第1位 第10番
スターリンの死の直後の作品。
第2楽章はスターリンの肖像という説まであり、狂暴な嵐が通り過ぎる。
一方で作曲者本人の名前を音階化した「DSCH」が第3、4楽章に頻出する。
終末はまるでDSCHマンセー状態。
ちなみに、自分が演奏したことのある唯一のショスタコ作品でもある。
第2位 第11番
1905年の「血の日曜日事件」がモチーフ。
特に第2楽章では、
皇帝側の軍隊が広場に集まった群衆を一斉掃射するシーンが再現されている。
クライマックスでの打楽器群狂乱の咆哮は、
無慈悲で悲惨、残酷でカッコよすぎ。
第3位 第8番
1943年の作品。ソ連で言う「大祖国戦争」の真っ只中、
ちょうど赤軍が戦いの主導権を握り始めた時期だ。
この曲も進軍と戦闘を思わせる楽想がふんだんに登場して、それも好きなのだが、
同時に、「焦土作戦後の廃墟にたたずむような第4楽章の絶望感」と、
「悲しみを抱きつつも平和の息吹に手を伸ばす第5楽章の淡い希望感」。
そういう意味で第5楽章は「裏ハナミズキ」だ(笑)
よく聴くのは、
10番 ヤルヴィ指揮/スコティシュ・ナショナル管/1988
11番 ハイティンク指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管/1983
8番 ハイティンク指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管/1982
あまり奏者の聴き比べをしない方なので(したいんだけれども)、
これらのCDは十数年前に購入したもの。
ショスタコで好きな曲は多いので、そのうちまた~
嬉しいです。わたしの好きなDSCHの交響曲が並んでいるではないですか!しかも、ブログ名がDSCHの交響曲第11番とは!
気づいて頂いて結構うれしいです。
(あ、でも11番にDSCHは
使われてなかったっけか…)
時々クラシック音楽に触れていきたいので
内容は浅薄ですが
またご覧ください。