我が家週末マーラーチクルス4回目。
初期に戻って、第一番です。
この曲は、
ほかでもない俺が生まれて初めて(意識的に)聴いたマーラーの音楽であり、
さらには唯一演奏したことのあるマーラーの楽曲でもあります。
※演奏したっつってもステージ上じゃなくて練習曲的な扱いの1回だけ。
はじめてこの第一番に触れ、
マーラーに対する好印象を強烈に受けることになりました。
そういう意味では、自分史的にマーラー愛好のルーツというわけです。
この曲の第一印象は、
いわゆるゲルマン的とは違う、中欧的な響き。
まるでメルヘンの一幕をを覗くような。
(それだとドイツ的、ってことになってしまうのか?)
誤解を恐れずに言えば、
この曲は一冊の絵本です。
冒険譚と言ってもいいでしょう。
でもそれは英雄的な冒険ではなく、
ちょっとそこまで(裏の里山のような)散策的冒険。
でもね、小さい子供にとっては近所の散歩こそが冒険なんだよなあ、と。
第一楽章、
あちこちで自然が目覚めます。
耳を澄ませば鳥の声、風のそよぐ音、軍隊のラッパ。
恐る恐る歩を進めます。
第二楽章
太陽は高い所に。怖いものはありません。
ちょっと自信過剰に、スキップのような足取り。
第三楽章
暗黒の森。
ここではご近所の自然に潜む暗鬱な面に気付かされます。
森の動物たちの葬列に出会いました。
第四楽章
嵐。これは嵐でしょうやはり。
ここで主人公は、決してその苦難を克服しようとはしません。
いつしかその暴風雨と合一して、
得体の知れない勝利(あくまで主観的な)を高らかに宣言します。
以上、あくまで俺的な、マーラーの一番の印象。
何と言ってもこの曲、短い。分かりやすい(気がする)。
だから全然ダレません。
八番だとこうはいかない。
短いといっても1時間ですけどね。
それで、このバーンスタインのウィーンでの演奏。
ネチネチねっとりで「らしさ」全開。
特に三楽章のオーボエとペットはエロくないですかね。
シカゴ盤のテンシュテットかと思いました。
二楽章は鈍重。
個人的にはもっと軽くていい。
フィナーレはもうなんも言えません。まさに全開。
あ、ホルン隊は立たせないんだね。ちと残念。
初期に戻って、第一番です。
Symphonies 1-3 [DVD] [Import] | |
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Deutsche Grammophon |
この曲は、
ほかでもない俺が生まれて初めて(意識的に)聴いたマーラーの音楽であり、
さらには唯一演奏したことのあるマーラーの楽曲でもあります。
※演奏したっつってもステージ上じゃなくて練習曲的な扱いの1回だけ。
はじめてこの第一番に触れ、
マーラーに対する好印象を強烈に受けることになりました。
そういう意味では、自分史的にマーラー愛好のルーツというわけです。
この曲の第一印象は、
いわゆるゲルマン的とは違う、中欧的な響き。
まるでメルヘンの一幕をを覗くような。
(それだとドイツ的、ってことになってしまうのか?)
誤解を恐れずに言えば、
この曲は一冊の絵本です。
冒険譚と言ってもいいでしょう。
でもそれは英雄的な冒険ではなく、
ちょっとそこまで(裏の里山のような)散策的冒険。
でもね、小さい子供にとっては近所の散歩こそが冒険なんだよなあ、と。
第一楽章、
あちこちで自然が目覚めます。
耳を澄ませば鳥の声、風のそよぐ音、軍隊のラッパ。
恐る恐る歩を進めます。
第二楽章
太陽は高い所に。怖いものはありません。
ちょっと自信過剰に、スキップのような足取り。
第三楽章
暗黒の森。
ここではご近所の自然に潜む暗鬱な面に気付かされます。
森の動物たちの葬列に出会いました。
第四楽章
嵐。これは嵐でしょうやはり。
ここで主人公は、決してその苦難を克服しようとはしません。
いつしかその暴風雨と合一して、
得体の知れない勝利(あくまで主観的な)を高らかに宣言します。
以上、あくまで俺的な、マーラーの一番の印象。
何と言ってもこの曲、短い。分かりやすい(気がする)。
だから全然ダレません。
八番だとこうはいかない。
短いといっても1時間ですけどね。
それで、このバーンスタインのウィーンでの演奏。
ネチネチねっとりで「らしさ」全開。
特に三楽章のオーボエとペットはエロくないですかね。
シカゴ盤のテンシュテットかと思いました。
二楽章は鈍重。
個人的にはもっと軽くていい。
フィナーレはもうなんも言えません。まさに全開。
あ、ホルン隊は立たせないんだね。ちと残念。
またわからない事があれば、遠慮無しにバンバン電話します、ドクオです。
さて、昨日Amazonにて、ストラヴィンスキー「火の鳥」(ブーレーズ指揮)なるものを注文しました。
JAZZ だけじゃなく、クラシックも聴いてみようと思ってるんですが、これなんかはどーなんでしょ?
(買ってしまってから聞くのもあれですが…)
何かおすすめあれば~
火の鳥ですか。
ストラヴィンスキーの三大バレエ音楽の中では最もとっつきやすくてなじみやすい曲だと思います。
導入部は物凄く小さい音で始まるので、
「なんだ全然聴こえねえよ」とか安易にボリュームを上げてしまうと、
最後の方で滅茶苦茶大音量になりますのでご注意ください。
特に大太鼓(グランカッサ)に要注意ですw
なお、全曲通して聴く時間がない場合は、
「カスチェイどもの凶悪な踊り」からの最後の10分間ぐらい?を最大ボリュームで聴くだけで、
もう気分的にイっちゃえます。
いずれにせよ、オーディオの能力を試されているような曲でし。
…ドクオ氏が手に取ったのが全曲版なのか組曲版なんか分からないので、
以上は全曲版前提のおハナシでした。
ちなみにブーレーズの火の鳥は聴いたことありませんが、
他の2曲(春の祭典とペトルーシュカ)は好きな演奏でーす。
残念なのは、あんまりボリューム上げられないこと…。
薄壁音駄々漏れのギシアン賃貸マンションなもんで( TДT)
実は…中古で買ったんですが、よく確認せずポチったもんで、届いたのが75年盤の超年代物!!
「コンパクトディスクの優れた特徴」が長々書いて有りますw
ちなみに朱さま所有の火の鳥は、場面ごとにトラックナンバー切ってあります?
私のは昔のCDだからか、44分間1トラックなんで、「カスチェイどもの凶悪な踊り」まで30分早送り~( ;∀;)
もし、最近のは場面ごとにトラック切ってあるなら、買い直したいです(;つД`)
最近のはだいたい細かくトラック切られてます。
ところで、威勢がよい系の曲だと、
チャイコフスキーもお勧めです。
完全個人的好みですが、
交響曲第4番とか第6番(最後は静かだけど)あたりとか。
曲の長さもほどほどなのでダレません。