タミヤ T34/76(1943年型) その1

2012年07月26日 00時02分48秒 | 巻四 模型・ミリタリー
1943年型といいいつつ実は1942年型なんだよね確か。

タミヤの古キットを何も考えずに製作…のつもりが、
結局いろいろ考えて中途半端に手を入れてしまった。

目立つ所としては、車体前端のフックを取り付けず穴埋め。
防循はパテで鋳造肌っぽく。

↓履帯は金属線で押さえつけ。うわー古の伝承技能。


履帯の焼き止め接続、明らかに中途半端だったなあ。
まあいいや。見て見ぬふり。ド下手クソ。

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塗装は、いつかやってみたかったことを。
10年前にアーマーモデリング誌上で平田英明氏がやってた技法。
缶スプレーで素っ頓狂な重ね塗りをしていくというもの。

平田氏は「エアブラシでこれをやっても上手くいかない」的ないつもの煽りをかましていた。
そんなことは百も承知であえてエアブラシでやってみる。自己流アレンジしながら。
それもまたオモロでそ。

↓サフ吹き後、まずは「影」のイメージでパープルを。
いきなりアバンギャルドだわ。


↓地面からの照り返しはオレンジ。横方向で吹く。なんかカオス。


↓空の映り込みはスカイブルーとフラットブルーの重ね吹き。上方向から。ひょえー。斑ってる。
この過程までに使用した塗料を並べている。全部瓶ナマ。


↓車体色として、ディープグリーン。わざとムラに。


↓車体色その2、カーキドラブ。


空の映り込みブルー意外にいい感じだな。
オレンジの隠し味もなかなか。
ただ、この作業は偶然性に支配されているので、
どこがどう転ぶかは気分次第な気も。
ともあれ、いつもの自分の作風とは明らかに違うのが楽しい。

予定外の副産物としては、
ツヤあり原色を重ねた結果程よくツヤが乗った。




この方法、比較的シンプルな形状の車両じゃないと厳しいなあ。
ドイツの3号4号には向かないとみた。
吹き残しのリタッチが大変そう。さもなければかなり人工っぽくなりそ。


つづく

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