車掌さんアナウンス異聞

2023年12月21日 08時14分00秒 | 巻二 起居注
私が毎日通勤で利用する、某JR線でのお話。


以前、バスの運転手さんの車内アナウンスについて2度ほど書いたことがあるが、鉄道の車掌さんの車内アナウンスにもやはりいろいろ個性があって。

バス車内アナウンス観察士その2 #gooblog https://blog.goo.ne.jp/dsch_sym11/e/0812185acd04698a275d260aa70e85c0


私が何年も前から気になっている車掌さん。
その人のアナウンス、なんと言うか、強いて言えば「今にもぶっ倒れそうな、か弱きビブラート」。

何を言っているのか、ほとんど聞き取れない。
冗談抜きで、今にも死にそうな声色。声色?


この人(車掌さん)、大丈夫なのだろうか。健康的に。
という思いでいたのだ。



そして、2023年の師走のある日。

その日はその車掌さんの担当列車で帰宅することになった私。

終業間際に超面倒くさい案件に巻き込まれ、心身疲労困憊な状態で乗り込んだ列車。
最後尾6両目に乗っていた。
つまり車掌さんが詰めている車両。


ほろ酔い気分の私、とある駅の停車中になにやら騒々しい声を聞く。


「マスク5枚くらい重ねてるような声だろが!!!」

みたいな内容。意訳込みで。


どうやら、乗客の誰かが車掌さんにクレームを入れているご様子。
なかなかに激しい口調。
罵倒を発する主は中年男性というところか。


車内アナウンスが聞き取りにくい、というお話のようだ。

なにもそんなに責め立てなくても、という印象を抱かざるを得ないほど、厳しい叱責。

その列車はその駅で数分間停車するので、乗客がクレームを入れるいとま(暇)があるのだ。


うーん。


確かにあの車掌さんのアナウンスは非常に聞き取りにくい。聞き取れない。

車掌としての職責を完璧に全うしているとは言えないのかも知れぬ。

しかしね、、

あそこまで怒鳴られる事が妥当なのか。
もしかしたらあの車掌さんは身体的理由であのような声しか出せないのかもしれぬ。

知れぬ知れぬ。

なんともモヤモヤ。

そもそも列車の車内アナウンスって必要なのか?という気持ちは以前から抱いている。

乗り換え情報とか、あれを聞いて自身の乗り換えを決める(確認する)需要ってどのくらいあるのだろう。

まあ、視覚に障害をもつ方にとっては少なくとも必要か。それはそうだ。
自分に所与の環境で物事を考えるなかれ。すみません。



あのクレーム劇のあと、心なしか車内アナウンスは音量(声量)が大きくなった。
しかし、あのか弱きビブラートは相変わらずで。聞き取り難さもあまり変わらず。



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