ウクライナからのニュースはほんとに沈鬱な気分にさせられる。
そんな昨夜、眠りにつきながら流した曲は、ショスタコーヴィチの交響曲第14番。バビ・ヤール。
ソ連の体制に対する批判とも揶揄とも言えるテキストに付された旋律。
社会や歴史から抹殺された者への悼み。
そして最後に歌われるは、恐らく希望。
そんな音楽を聴きたい気持ちになったのだ。
すると、夜が開けてみたら。
驚いたことに、ロシア軍はバビ・ヤールの地にまで砲弾を降らせたというではないか。
通信施設(テレビ塔)の側にバビ・ヤールの追悼施設があるらしい。
そうなのか、、
ウクライナ首都のテレビ塔に攻撃、隣接のホロコースト追悼施設「言語道断」とプーチン氏を非難(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/270fd4fe352173d80e3f5be0d6a2b39f7054a365
罰当たりも甚だしい。
恥を知って欲しい。
ショスタコーヴィチもエフトゥシェンコも嘆き悲しむだろうよ。
すると今度は、ゲルギエフが西欧音楽界から追放されたというニュース。
ミュンヘン・フィル、指揮者ゲルギエフ氏解雇 プーチン氏と親交(時事通信) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/a89f91a6315da38265196013a0b81cf9f13521ae
プーチンと親しいとか。
彼は、テロの被害者に寄り添うような言動もあったかと記憶している。
しかし、今現在虐げられている人たち(ウクライナ)への共感には至らなかったのか。
ロシア音楽が大好きな身としては、複雑な気持ちになるニュースが続いた。
まさか世界的にロシア文化全般が排除される動きにならないことを祈る。
こういうのもキャンセルカルチャーって言うんだっけ?
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