案外性格が表出する仙台駅6番線

2009年04月02日 00時08分34秒 | 巻二 起居注
仙台駅の仙石線地下ホームから在来線6番ホームへ
2分間ちょいの乗り換えは可能か?
前は成功した記憶があったんで、
今夜も挑戦してみた。
あのエスカレーターは、とにかく異常に長い。

結果。
跨線橋?から下り階段への角(降り口)のところまで来て、
発車メロディが鳴りやんだ。
(余談だが、仙台駅在来線地上ホームのメロディは
 青葉城恋唄が元ネタとの噂)

ここで、どうするか?
あなたなら?

①ダメもとで階段を駆け下り、飛び込み乗車を辞さない決死の行動。
②諦める。

結論を言う。
結果的には、①を選択すれば間に合った。
メロディが鳴り止んでから、普通はすぐ発車するのだが、
今夜の2108発は妙な間があった。

で、実際俺はどうしたか。
選んだ道は、②である。

一瞬階段の上で立ち止まり、
諦め加減でゆーっくり降りて行った。
ところが、なかなか発車しやがらぬ。
階段の途中で俺を急ぎ足で追い抜いて行ったリーマンどもは、乗れた。

俺だって、思った。
あ、いまから駆け下りれば、間に合うかも。
30分待たなくていいかも。

そして、やめた。
だって、これで目の前でドアが閉まったら死ぬほど悔しいじゃん。
だから、階段をゆっくりホームに降り着いた。
まだ発車しねーでやんの(笑)
こうなったら意地である。
ここでやおら乗車しようとしたら、
乗客どもに優柔不断な男と判断されるのは必定。そんなん嫌や。
(実際は誰も俺のことなど気にかけていない自意識過剰状態なのだが)

もう、痩せ我慢というか
武士は食わねど云々の気持ちで、
悠然とキオスクに入り、一番搾りを買ったったさ。ええ。
(余談だがキオスクはトルコ語だぜ)

---------- キリトリ -----------

ことほどさように、
俺は他人に「必死さ」を察知されるのが嫌いだ。

猛然とダッシュで電車に駆け込んで、
はあはあはあはあ息切らせて群衆の中で立っている事が耐えられない。カッコ悪い。
「プッ必死だな」とか思われてる自分が嫌。
(↑だから、自意識過剰だってばww)

まして、必死の形相で階段を駆け下りてきた挙句、
目の前でプシューっとドアが閉まった日にゃ、
真面目な話生きる意味を問いたくなるよ。サイアク。

だから俺は平然と、高貴な所作で優雅な足取りで、列車に乗り込むのさ(笑)
走ってても誰も気にとめない長大エスカレーターでのみ、必死で走るのさ(笑)

努力は他人の見てる前でするもんじゃないぜ?w

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