蓮池透さん

2009年06月14日 18時44分09秒 | 巻十一 いろんなおんがく
近著を紹介するけど、
読んではいないんだよね。

拉致―左右の垣根を超えた闘いへ
蓮池 透
かもがわ出版

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先日、TBSラジオの「アクセス」に出演していた。
当然北朝鮮関係のテーマで呼ばれた訳だが、
関係ないニュースにもコメントする作りになっていた。

なんのニュースだったか忘れたが、iPodの話題になった。

「私はiPod大嫌いなんですよ」
大意としてこんな感じ。

いわく、
アルバムの曲順なんかは
歌手が特定の意図を込めている訳であり、
それをあまりに機械的なシャッフルで聴き流すのは我慢がならんと。

うーん。
基本線として、大賛成である。
その通り。
アルバムは、全体としての作品だからな。

で、基本線として、と断ったのは、
俺がiPodのヘヴィーユーザーだからだ。

蓮池さんの論には賛成しつつも、
その携帯性と一覧性は、無視できない圧倒的に有用な機能だと思うからだ。
つまり、あれのおかげで
数多くの、比喩ではなくほんとに星の数ほどの楽曲を
街歩きしながら自由に聴ける訳で。
これは、悔しいが認めざるを得ない利点である。
それに依存しているのだ。

だからと言って、蓮池さんの一言の俺にとっての価値は
一寸も揺らがないと思う。
だって、その通りだから。
なにより、公共の放送の場で
特定の商品を「大嫌い」とか言い放つその意気に、乾杯。
この人、以前はちょっと敬遠してたが
今となっては少し好きかも知れない(笑)

ああ、せっかくなので拉致問題の話も触れたかったな。
長くなるから、またイツカ。

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