ローマ帝国は外部の新しい血(異民族の人材)をうまく取り込むことで繁栄期を迎えた。
決して、「ゲルマン人」との敵対関係だけがその外縁部に存在していた訳ではない。
そしてその帝国が衰亡に向かう時、
外部勢力に対する不寛容や偏狭なローマ中心主義が見られたという。
世界の動きに対して視野狭窄に陥った帝国は、
外敵によるよりもむしろ内的要因によって崩壊したとも言える。
そして、絶頂期から崩壊までわずか30年。
時流に目を背けることの結果を、この数字は表しているのかもしれない。
振りかえって現代社会。
日本はもとより、現在の帝国ことアメリカ合衆国も、
そして新しい帝国である中華人民共和国についても、
そのあり方や将来を考えるとき、
いったいローマ帝国の話は全く無関係と言えるだろうか。
世界史好きと言いながら
ローマはいまいち苦手意識があったけど、
おかげでディオクレティアヌスからコンスタンティヌス、ユリアヌス、テオドシウスの流れが
なんとなく把握できた。
ていうかローマってみんな皇帝を僭称しすぎじゃねw
決して、「ゲルマン人」との敵対関係だけがその外縁部に存在していた訳ではない。
そしてその帝国が衰亡に向かう時、
外部勢力に対する不寛容や偏狭なローマ中心主義が見られたという。
世界の動きに対して視野狭窄に陥った帝国は、
外敵によるよりもむしろ内的要因によって崩壊したとも言える。
そして、絶頂期から崩壊までわずか30年。
時流に目を背けることの結果を、この数字は表しているのかもしれない。
振りかえって現代社会。
日本はもとより、現在の帝国ことアメリカ合衆国も、
そして新しい帝国である中華人民共和国についても、
そのあり方や将来を考えるとき、
いったいローマ帝国の話は全く無関係と言えるだろうか。
新・ローマ帝国衰亡史 (岩波新書) | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
世界史好きと言いながら
ローマはいまいち苦手意識があったけど、
おかげでディオクレティアヌスからコンスタンティヌス、ユリアヌス、テオドシウスの流れが
なんとなく把握できた。
ていうかローマってみんな皇帝を僭称しすぎじゃねw
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