ここんとこの讀書記録

2007年07月14日 23時47分00秒 | 巻十六 読書感想
今年前半に読んだ本(買った本ではない)のうち、
感想記事を単独で立ててなかったものを記録。
まあ、何年か後に見てニヤリ笑うために。
正直、内容を忘れかけてるものもあるが。

こんな「名盤」は、いらない!

青弓社

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毒舌。っぽい風味。
許光俊氏は、テンシュテットをやたら支持する姿勢などに共感でき、
何より斜に構えた風な直言風が好きだ。
「風」を敢えて挿入したのは、
そんな彼の態度が、
彼でさえ結局は「批評の一類型を演じている」
思えなくも無いから。

---------- キリトリ -----------

人名の世界史 由来を知れば文化がわかる

平凡社

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この手のテーマは大好きなのだ。
似たような本は他にも持っている。
アマゾンのレビューにはボロクソなものもあるが、
興味あるだけにすんなりと読めた。
イスラム圏とかアジア方面の話は為になったかなあ。
仕事や人生に何の役にもたたんだろうが。

---------- キリトリ -----------

乾隆帝―その政治の図像学

文藝春秋

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乾隆帝のイメージ戦略。
辮髪の強制など、
建前上は徹底して「中国風」を排したくせに、
図像に描かせる自らの姿は、
伝統的な漢民族の帝だったりする。
清朝が満族の王朝だと初めて知ったときの衝撃は、
実は今でもあまり薄れていない。
どうしてそんな少数派辺境民族が
あんな大帝国を打ち立てることが出来たのか。
そして、どうやって維持したのか。
そういう視点でも、非常におもしろい本。

---------- キリトリ -----------

論より詭弁 反論理的思考のすすめ

光文社

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いかん。内容をほとんど忘れている。
決してつまらなかった訳ではないんだが。

「君は、あのくだらない阪神戦を最後まで観たのか?」
と聞かれたら、
「阪神戦がくだらないとは思いません」などと反論してはいけない。
その理由を自分側が説明することになってしまう。
それは、相手の立証責任を自ら買って出る愚行らしい。
理想的な答えは、
「阪神戦のどこがくだらないのですか?」。
そうして相手に説明させた上で、
じっくり反論すべきものらしい。
(´<_`  )なるほどね。
---------- キリトリ -----------

日本神話の源流

講談社

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神話の分野って、正直あまり足を踏み入れたことが無い。
ギリシャ神話も、日本書紀もようわからんのだ。
興味はあるんだが。ターンエーガンダム以来(笑)
そんな興味で手に取った。
印象的だったのは「マヨ祭儀」かなあ。
太平洋の島々の神話と、
日本の神話の近似性。
神話入門者としては十分楽しめた。

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