目眩に目舞う

2006年04月18日 21時39分00秒 | 巻二 起居注
自分は、滅多に目眩(めまい)を覚える方ではない。
というか、ある特定の場所でしか、目舞わない、らしい。

その場所は、
隠語風に言えば、「国分町本社の北社屋のエレベーター前」。
…ちなみに、画像のエレベータは違う場所。

就職してからの3年間、ほぼ毎日その「北社屋」を仕事で訪れたが、
ある頃からなぜか、そこでエレベーターを待っていると
それまで感じたことのない感覚を感じるようになった。
足元の床が歪んで、くらくらする。
倒れるまではいかないけど、ほぼ毎回そんな感覚に襲われた。

不思議とそれは、
そのエレベーターの前に限った話なのだ。
それが特定の階だけのことだったのかは、残念ながら忘れた。
なお、他に同様の人がいたという話は聞かない。

そして最近、
ほぼ10年ぶりくらいでそのエレベーターに乗る機会があった。
あの目眩の感覚はとうに忘れていたんだけど、
エレベーターを待っているとやはり、
同じように足元がグラグラユラユラ揺れたんだ。
この10年間一切感じたことがないというのに。

この現象を合理的に説明することはできるのだろうか。
気のせいなんかでないことは、実感として断言できる。

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