健全性

2011年04月21日 04時27分33秒 | 巻二 起居注
超寝不足で早寝したら目が覚めた。

初めて、動画投稿サイトで震災関連のをいろいろと眺めた。

被災地にきわめて近い(ていうかある種被災地そのもの?)に居ると、
起きていた状況が意外と分かってないモノなのかも。
実際、発災直後から職場に詰めていて、
テレビやPCを通して情報を得るということがほとんどなかった。
機会はあったが、気持ち的にそんな状況にもなく。

あの場所やこの場所、
一体どうなってしまったのか、
気になるコトはいっぱいある。
わずか数キロ先の所でさえ。
もちろん今の状況でそれを確かめに行くのは、
もし行けたとしても単に野次馬的行為にしかならず。
上手くは言えんがいろんな意味(人だったり場所だったり)での無事を願って
当面は淡々と暮らしていくしかないのかね。

こんな毎日だからこそ、
一瞬の楽しみとか気休めっていうのはありがたい。

きのうの夕方アップした新幹線リレー号だって、
記事を見る人が見れば
「震災の傷跡の一つなのに無邪気に喜んでる場合か」とか
「新幹線が走ってないからやむをえず乗ってる人間もいるんだ」とか
そんな反応もあるのかなあなんて
まあそんなことをふとこの明け方に考えたりもした。
それはそれでその通りだろうな。

でも俺は、開き直るわけではないが、
みんなで頑張ろうとか復興を祈りますとか、
そんな題目「だけ」を並べた模範的論調よりは
むしろ健全だったりしてなと、思う。
もちろん正当な論調も大事だけど。

なんか弁解めいたこと言ってるか。俺。

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