空に向かって「てんとう虫」

2007年03月17日 18時51分13秒 | 巻二 起居注
比較的、空港に近い場所に住んでいる。
だから、離陸直後や着陸直前の航空機の姿をいつも目にする。

考えてみれば、ここに来る前住んでたアパートは
さらに空港に近く、
部屋の窓から見える機体は
航空会社が識別できるほどに大きな姿だった。
もちろん騒音も。

---------- キリトリ -----------

旅客機にもライト(前照灯)があるんだな、と
なぜか意外に思ったことがある。
それは、両翼に付いているように見える。

ライトで前方を照らしながら
若干斜め上に上昇していく離陸直後の飛行機は
一番美しい姿のような気も。
照明がまるでサーチライトのように雲間を照らしていたりすると
さらに素敵だ。

飛行機乗るのは大嫌いなんだけど。

---------- キリトリ -----------

一青窈さんの「てんとう虫」を聴きながらドライヴしていたら
たまたまその上昇中の姿を見かけた。

「てんとう虫」、
羽を伸ばして、愛する誰かを照らして。
空を志向する魂。
今気づいた。
夕暮れの飛行機の離陸シーンと、
キーワードが同じなんだな。

「てんとう虫」、
決して下を向かない歌。
空を見上げる歌。
でも、決して無理はしてない気持ち。
応援ソングなんかじゃ絶対ない。
静かに、でも確かに、
あなたを見守り
世界を確かにしますという歌。

やっぱりこの歌の半分も理解出来ていないや。悔しいなあ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown ()
2007-03-21 11:25:11
クマッチさん、ありがとうございます。
「てんとう虫」のPVを観ると、
その「決意」というものがより確かに感じられますね。
演出上の演技(だとしたらかなりの好演)であるかどうかは判りませんが。
今にでも崩れ落ち、闇に沈んでしまいそうな世界から、まっすぐこちらに視線を射抜いてきますからねえ…。
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私も理解はできてません (クマッチ)
2007-03-19 00:03:10
拝見をさせて頂いて、改めて「てんとう虫」を聴くと
「叶わないと知りながらも、決断しなければならない」という、一種悲壮な決意のような感じにも聞き取れます。もちろん、これまでの様々なバックグラウンドはあるにせよ。

「確か」と言えた足場がどんどん崩れ去り、「何のため、誰のため、どんな所へ」行くのか、行けるのかも判らずとも飛び立たなければならない。
そんな悲しい決意を感じて、強い同意を感じずに居られません。

#
真相はどうであれ、「結論」は分かっていたのかも。
そんな決意、自分は出来るかなぁ。
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