日夜研究室に入り浸りだった学生のころ、
仲間でドライブに出かけることがよくありました。
もはやどこに行ったかなんて思い出は消え去りかけていますが、
どうしても忘れられない場所があります。
たぶん、位置的には松島より北、
いわゆる奥松島の辺りだったかと記憶しています。
なんのあてもなく車を進めていくと、
道路の両側にちょっとした崖が迫り、
まあ大したことのない切通しだったんですが、
道路が急に狭くなって、そこを過ぎた途端目の前に…
…集落がありました。
戸数で言うと30戸くらい?
すごく狭い通りと古風な民家たち。
何しろ狭すぎて、
対向車がいなくても角を曲がるの難儀しそうな。
そして民話的な集落の奥には、海がありました。
たぶん、小さな小さな漁師まちではなかったのかと。
さらに何より忘れられないのが、
小学生の子らがみんな(っても数人だが)
一輪車を器用に澄まして(いまでいうドヤ顔で)乗りこなしています。
ほんとに全員一輪車でした。
だからなんだ、って言うエピソードかも知れませんが、
「隠れ里」「一輪車」っていう奇妙なイメージが頭から離れず。
その後何度も地図を探したりしましたが、
それらしい集落の見当がつきません。
夢、だったとは思わないけど。
みんな、覚えてるよね、あそこ。
「一輪車の里w」とか、しばらくネタにしたもんな。
---------- キリトリ -----------
そして20年後。
奥松島にも例にもれず例の厄災が襲いました。
決めつける訳ではないですが、
状況的にあの集落もかなりの被害ではなかったかと。
丸ごと壊滅していても不思議ではない地理関係です。
あのころの一輪車の使い手たちは、今30歳くらいでしょう。
元気だろうか。
おっちゃんはな、いまだに忘れられないんだよ。
君らの得意そうな顔と、
あの昭和的な小さい港町の風景がさ。
ちくしょう。
誰かこの場所知りませんかね。
仲間でドライブに出かけることがよくありました。
もはやどこに行ったかなんて思い出は消え去りかけていますが、
どうしても忘れられない場所があります。
たぶん、位置的には松島より北、
いわゆる奥松島の辺りだったかと記憶しています。
なんのあてもなく車を進めていくと、
道路の両側にちょっとした崖が迫り、
まあ大したことのない切通しだったんですが、
道路が急に狭くなって、そこを過ぎた途端目の前に…
…集落がありました。
戸数で言うと30戸くらい?
すごく狭い通りと古風な民家たち。
何しろ狭すぎて、
対向車がいなくても角を曲がるの難儀しそうな。
そして民話的な集落の奥には、海がありました。
たぶん、小さな小さな漁師まちではなかったのかと。
さらに何より忘れられないのが、
小学生の子らがみんな(っても数人だが)
一輪車を器用に澄まして(いまでいうドヤ顔で)乗りこなしています。
ほんとに全員一輪車でした。
だからなんだ、って言うエピソードかも知れませんが、
「隠れ里」「一輪車」っていう奇妙なイメージが頭から離れず。
その後何度も地図を探したりしましたが、
それらしい集落の見当がつきません。
夢、だったとは思わないけど。
みんな、覚えてるよね、あそこ。
「一輪車の里w」とか、しばらくネタにしたもんな。
---------- キリトリ -----------
そして20年後。
奥松島にも例にもれず例の厄災が襲いました。
決めつける訳ではないですが、
状況的にあの集落もかなりの被害ではなかったかと。
丸ごと壊滅していても不思議ではない地理関係です。
あのころの一輪車の使い手たちは、今30歳くらいでしょう。
元気だろうか。
おっちゃんはな、いまだに忘れられないんだよ。
君らの得意そうな顔と、
あの昭和的な小さい港町の風景がさ。
ちくしょう。
誰かこの場所知りませんかね。
あまりにもざっくり過ぎて判らないけど、奥松島あたりだとそんな感じ。
牡鹿半島まで行くとそんな場所ばっかりだけど。
橋が崩落して孤立したんだけど、自衛隊が浮き橋を仮設したところですな。
地図見たけど、うーん何とも言えないなあ。
途中に海は見えなかったような気もするし。
まあ所詮20年前のかすかな記憶なので。。
確かに地形的には一番ありそう。