「デスティネーションキャンペーン」はやめた方がよい。

2012年02月13日 23時23分53秒 | 巻二 起居注
デスティネーション=Destination(目的地・行き先)とキャンペーン=Campaign(宣伝戦)の合成語 (ウィキより)

老若男女に広く呼び掛けるキャンペーンなんだと俺は理解していますが、
その割にこの名称の不親切さは、
この世知辛い世の中でも群を抜いていますね。

カタカナ語を使っても良いと思われるケースは以下に限られます(持論w)。

1 その語でしか適切に表現できない。
2 語義は浸透していないが覚えやすい、通りがよい。
3 よくわからんが語のインパクトが強く印象に残る。忘れられない。

デスティネーションキャンペーンの場合、
そのいずれにも合致しません。
舌を噛まずに発音できる率も気になります。

こんな非一般的な名称をぶちあげておきながら、
観光客が増えただの減っただの、
そりゃあ人民の肌感覚に全然響かない上っ面スローガンですから。
だれも見向きはしません。お役人とか広告代理店とか以外は。

悪いことは言いません。
こういうことは和風にやっちゃえばいいのです。

少々例が古いかもしれませんが、
「そうだ○○へ行こう」なんて、
これ以上の判り易さはないでしょう。

俺はコピーライターではないので、
代案を出す能力はありませんが、
それにしてもかのDC(この略称も噴飯もの)の名づけにおける貧困なる精神は
中学生でも感じるレベルではないでしょうか。

本多勝一風に言えば、侵略性を帯びたアングル語をありがたがる云々かんぬん
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