バーンスタインの九番(映像)

2011年11月12日 00時54分31秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
週末自宅マーラー鑑賞会。

三 七 八 一 十 二 五 大 四

ときて、いよいよ押し迫ってまいりました。第9番。
なぜあの曲が最後かって?そりゃああれだわさ。

マーラー:交響曲第9番、第10番、《大地の歌》 [DVD]
クリエーター情報なし
ユニバーサル ミュージック クラシック


完成型としてはマーラー最後の交響曲。
「死に絶えるように」という最後の指示。

いやでも、「死」という言葉を意識させる曲。

「そんなん関係なく純音楽として聴いてやるぜい」的な主義もいいが、
ここはあえて、その「死」という標題性(?)に纏わりつかれながら身を委ねるのも一興。

そうすると、見えてくる。

人は、死ぬ直前に生涯を振り返る走馬灯を見ることになるという。
そんな話を聞いた。

まさに、この第9番はそんな走馬灯みたいな音楽だな、と。
そう思って聴き始めると、そうとしか思えなくなる。

死ぬ80分前に、酒を飲んでこの曲を聴き始めるというのはどうだろうか。
真剣に、 そう思った。

ぶっちゃけ、聴きながら寝てしまう曲第一位なのだがw
仙台フィルの実演でも寝落ちしそうになったわ。


バーンスタインの映像。
そういや、この人とベルリンフィルとの演奏が世に有名だね。
聴いたこたぁないけど。

レニー、
立派な長い指揮棒を持ちながら、
たまに指揮棒を左手に持って手ぶらの右手で振っているのが面白い。

シンバル、割れているのは意味があるのか?
どう考えても単に割れているだけだよなあ。

観客、席移動にワラタ。豪快居眠り夫人に同情。

なんとなくだが、
この映像シリーズの中では
第5番に次ぐ名演のようなキガス。

あーあ、また印象だけの論だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11.11讀賣の亂 | トップ | 黒埼特別(20111112) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿