今尾恵介「絶景鉄道 地図の旅」

2014年10月14日 21時25分23秒 | 巻十六 読書感想
めっきり読書量が減ったのはスマホを持つようになったことと無関係ではない。

絶景鉄道 地図の旅 (集英社新書)
クリエーター情報なし
集英社



タイトルの「絶景」だが、
内容は決してそんな話だけではない。
地図(地形図)を元ネタにした鉄道の楽しみ方を語りつつ、
例えばアイヌ語地名の話なんかも出てくる。
地図と地名の由来の組み合わせは俺的に最高。

この手の新書類は俺もいろいろ手に取ってきたけど
テーマが重複するような部分もある。
でも、それでいい。
何となくの緩い鉄道話が気軽に読めればいいのだから。

実は一番興味深かったというか印象に残ったのは、
ケーブルカーの仕組みを初めて知ったということだ。
上下線が一体になって動き、
途中駅の位置も上下線がちゃんと同時に停まれるように上下対称になっているとか。
へーーーーーー。
知らんかったのは俺だけかw

相対的な感想としては、
やっぱり西日本の鉄道は私鉄が多くて楽しいな、と。
これはいろんな鉄道本を手にしていつも思うことだ。
たとえば寺院の参拝のための路線とかもうたまらない。
もちろん東日本にも魅力的なネタはあるんだけど、
質量ともに明らかに負けてると思うのは
俺が東北育ちだからか?隣の芝生的な。

乗り鉄遠征したいなあ。夢だ夢。
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