J.S.バッハ「無伴奏チェロのための組曲第1番」

2005年11月02日 01時10分12秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
新世紀エヴァンゲリオンで
シンジが家で弾いていた。


それが妙に印象に残っている。

この曲におけるチェロは いや
チェロという楽器は、と言うべきか
あたかもひとの声のように
多層の響きの波状で
心の奥底の柔らかい部分に語りかける。

第何番目だかの使徒のように
心理攻撃を それもやんわりと。

全6曲(140分くらい?)を聴いたのは
今回初めてで
さすがに飽きるだろうと思ってたけど
いい感じで耳を素通りしていって
それでいて
深いところに問いかけてくる。

あーいいっす。
こんな音楽を前にすると
どんな言葉も軽すぎるし
真に適当な賛辞みつからず。

マイスキー(1999)とヨーヨー・マ(1994)のうち
今宵はマさんで。
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2 コメント

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わたしもこの曲好きです! (alphecca)
2005-11-02 20:48:08
初めてお邪魔します。

コメント&TB、どうもありがとうございました。こちらからもTBさせていただきました。



わたしはバッハの全作品の中で、この曲が一番好きかなあ。

ヨーヨー・マのも大好きなんですが、カザルスのものが一番よく聴くし、オススメです。

もし聴かれたことがないようでしたら、ぜひお試しあれ。



エヴァでシンジが弾いていた場面は、わたしも見ましたよ。

あの作品はバッハとかヘンデルとかベートーヴェンとかを効果的に使っていて、印象深かったですね。



(わたしのblogの方でもコメント返しさせていただきましたので、よろしければご覧ください)
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ありがとうございます (朱 厚照)
2005-11-02 23:14:32
カルザス、ですか。

確か

この曲の第一人者的な存在でしたでしょうか。



最近聴きたい(買いたい)曲に次々出会って、

なかなか(経済的に)追いつきませんが

いつか聴いてみたいです。

ご推薦ありがとうございます。
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