映画「ワルキューレ」

2009年05月03日 22時36分16秒 | 巻十五 アニメ・ドラマ・映画
宮城縣内で上映しているのは、
もはや大河原フォルテの夕方1回のみ。

客は俺を含めて9名であった。
そして、エンドロールが始まると同時に8名はさっさと退場。
ああいうのって、自分の価値基準としては理解不能なんだが。
単純にもったいないでしょ?
それに、非日本語の字幕でも、
いろいろ発見や確認事項ってあるもんじゃね?
役名とか、俳優名とか。

そして、いましたトーマス=クレッチマン。
ベルリン防衛部隊のレーマー役。
「戦場のピアニスト」のあの人であり、
「ヒトラー 〜最期の12日間〜」のあの人。
いまや世界一ドイツ軍の軍服が似合う男。
ウィキによれば彼が主人公役のはずだったとか。
そっちの方が良かったとか?

あ、同じく「最後の12日間」の
スキンヘッド親衛隊医師もまた出てたね。

---------- キリトリ -----------

始まって30秒で、
divisionの訳は部隊じゃなく師団だろ、とか(後半では直ってた)、
なんちゃって4号戦車の履帯がまるでヴィンターケッテ、とか(ワロタ)、
やっぱドイツ語じゃなくイギリス語喋るのな、とか(これ致命的)、
突っ込みどころは一応置いといて。

---------- キリトリ -----------

もしこの作戦でヒトラーが爆死してたらどうなったんだろうか。
ワルキューレ作戦は成功してたのか?
和議は成立してたか?
赤軍はパグラチオン作戦を停止させたか?
そんな簡単な話ではなかっただろ、という気もする。

---------- キリトリ -----------

「最後の12日間」において、
かなりキャラが立った総統を観ているだけに、
この「ワルキューレ」の総統閣下は非常に影が薄い。
存在感が薄い薄い。
ぶっちゃけ、なにがなんでも倒すべき悪人である描き方をされていない。

よって、
なぜ反ヒトラー派が命を賭して作戦を遂行しようとしたのか、
俺は共鳴しきれなかった。
シュタウフェンベルクは冒頭のアフリカ戦線から必死だが、
それが必然な必死さとはどうしても感じられなかったのだ。

でも、暗殺未遂以後のヒトラーを全く画面に出さなかったのは良かったな。
声だけで、存在感を見せてくれた。

逆に、シュタウフェンベルクの家族のその後は
なぞっても良かったと思う。
なぜ拘束されなかったのか。

---------- キリトリ -----------

ドイツの軍服って、
映像で見れば見るほど、
1/35の模型における再現が難しいなと痛感する。
あの質感、少々ザラついた茶かかったグレー。
あれを塗装で表現するのは、永遠のテーマか?

---------- キリトリ -----------

画像は、フォルテ内のサニーランドでゲットしたフィギュア。
半額で900円の投げ売り。
他に、モーヴのリピッシュとか置いてるしw

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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俺は見られなかった (まるせいゆ)
2009-05-05 18:59:39
> 他に、モーヴのリピッシュとか置いてるしw

ん、それは俺に対するコメントか(藁
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Unknown (朱 厚照)
2009-05-05 21:04:44
なんなら俺の積み在庫をどーぞ
返信する

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