カラヤン。ラストコンサート。「悲愴」。

2008年06月22日 00時01分11秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
髪切りついでにHMV一番町店へ行った。
オンラインで買った方が手間ヒマかけずで安上がりなのは知っている。
しかし、
本屋や模型店もそうだが、
実際に店頭に足を運ぶことによる充足感は必ずあるものだ。

カラヤン・ラスト・コンサート1988 悲愴&モーツァルト
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カラヤン
ユニバーサル ミュージック クラシック

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店内で流れていた、チャイコフスキーの6番。第3楽章。

あかん。
泣きそうになった。
凄すぎる。
棚の前で愕然とした。
なんじゃこりゃ。
鬼気迫るっつーか
異様な切迫感というか。

「ただいま演奏中」の掲示を見たら、
カラヤンのラストコンサートだって。
最近リリースされたんだね。

カラヤンだし、
さらに言えば「悲愴」だし、
なんとも「通俗名曲名演」的な先入観もあったりするのだが、
ブラインドされて不意に聴くと、
うーん、やられたなあ。
何度も言うけどスゲえぞ。

ここまで持ち上げて、今日は買っていないのだが(笑)

国内版限定で2800円。
2000円以上のCDを買うには勇気がいる最近。
今は後悔している。
トリプルポイントだし、
そもそも使用可能なHMVマネーが1000円以上あるし、
(まあそれは後で気がついたのだが)
やぱーり買っときゃよかったよな。
本日購入はこちら。

第3楽章から第4楽章への繋ぎの感覚(間隔)がまたよかったのよ。
開き過ぎず。

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CD店の店頭で流れている演奏に打撃を与えられることは
実は結構多い。
このときもそうだった。

なんだろうかな、
自分が予期しない状況で不意に聴かされると、
異様に印象深く心に刻まれるのだ。
これだから、
たまには店舗巡りが欠かせない。

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