大貧民大富豪大統領

2022年11月09日 18時13分00秒 | 巻二 起居注
開票が続く。
共和党の優勢は事前の予想ほどではないとかなんとか。

共和党が下院で「勝利」宣言 マッカーシー氏が演説 開票続く(毎日新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/0f9e864f4390469a85dddf49559caef9776f6c43

かの大貧民、いや、大富豪であるトランプが大統領になった時、どちらかと言うとクリントンびいきだった私は、正直差程絶望しなかった。

それまで歴代のワシントン政権の振るまいから逸脱し、例えば我が東京政権に対する庇護者の地位を放棄するのだとしたら、逆に我が国が真に自立するチャンスではないかとも思ったものだ。

結果は周知の如く。
我が国はなお一層、かの暴走大統領の子分として従順なほどに忠犬ぶりを発揮したまでのこと。

それどころか、かの大富豪の予測不能な行動は全世界を振り回し、米国における分断の風潮を煽りに煽った。

国家、しかも影響力のある大国の指導者が予測不能暴走機関車であることの恐ろしさを、少なくとも私は痛感したのだが。



この度の中間選挙勝利(予定)の立役者と言われるかの大貧民いや大富豪プレジデント、次の大統領選にうって出るとの話。

末恐ろしい。

バイデンや民主党がそこまで素晴らしいとは全く思わない。
全く思わないが、大富豪に比べれば圧倒的にマシである。
もちろん、共和党内の反トランプ派(もはや少数派か)でもまだマシである。


かの大貧民いや大富豪大統領が大統領職に戻ってくれば、ウクライナ支援が萎むことは容易に想像できる。

突然、ロシアの侵略者大統領とアンカラかイスタンブルあたりで会談して、訳の分からない停戦協定案をまとめかねない。
かの侵略者ウラジミルの顔を立てたりして。

少なくとも、大貧民いや大富豪大統領の復権がプーチンの不利には働かないだろう。



我がナイーブな感情を信仰告白すれば、全世界の良識は、多少の犠牲(人命であれ経済であれ)を厭わずウクライナを後押しすべきだと思う。

そんなナイーブな感情を、現バイデンワシントン政権が抱いているとも思わないけど。
結局は全て米国次第なんだよなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夜遊び | トップ | オケの現場は »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿