毎日日記を書いている芸人がいる。
水道橋博士。
ふとしたことから昨年彼のTwitterや著作に触れることとなった。
俺がこのブログを毎日更新するようになったことについて、彼の影響無しとは言えない。
ただ、このブログは日記ではなく、どちらかと言うと随想だろう。
俺に水道橋博士のような日記は無理なのだ。
理由その一。
勤め人生活はあまりに変化が少なく、具体的に書こうとすると当然のように仕事内容に踏み込まざるを得ない。
守秘義務を持ち出すまでもなく、それは困難なことだ。
そこが、一応全てをさらけ出せる芸人とは違う。
理由その二。
かと言って、記録を仕事以外に限定したとしても、どうしても内面の心情に触れざるを得ないだろう。
極端なことを言えば、浮気したことも記録の対象としなければならない。
それは極論としても、かなり生々しい内容にならざるを得ない。
それを全世界に公開する意味ごあるのか。
いや、日記がどうあるべきかなんて決まっていないのだから、「しなければならない」ことはないのだが。
と言うことで、お気楽な随想路線を歩んでいる。
ほんとは博士のような逐次記録に憧れるのだが。
皇帝の起居を記した史官のごとき。
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