Recollection~中森明菜スーパー・ベスト

2011年10月17日 23時05分39秒 | 巻十一 いろんなおんがく
本人サイド非公認アルバムらしいですが、
中森明菜の「あの頃」を知るには最もまとまっており最もリーズナブル。

Recollection~中森明菜スーパー・ベスト~
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ダブリューイーエー・ジャパン


先日この本を手に取った時点で、
そして読了した時点で、
予想していました。明らかに予想できました。

松田聖子と中森明菜 (幻冬舎新書)
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幻冬舎



ああーこりゃ絶対ベストアルバム買うな俺は、っと。
なんてわかりやすい行動w

本日届いたばかりで、まだ聴きこむという段階ではないですが、
こりゃもう感涙ものですな。
何今更唐突に?という感じですが。
以下、またまた例によって四十路オヤジトーク炸裂。

今の世の中、
いくらミリオンヒットが出ようが
レコ大(笑)受賞しようが紅白出ようが
老若男女誰もが知っている歌など存在しません。
これは断言してもいい。

ただ注釈を加えるのなら、
そんな「国民的」ヒット曲が当たり前のように流布している状況が
手放しで最上であるとも言うつもりはありませんが。


たぶん俺だけじゃないだろうという希望を込めて言うとすれば、
あの頃の小中学生は
明菜もチェッカーズも細川たかしも氷雨(歌手名忘れたw)も等しく歌えたんじゃないかと。
それはたぶん、とーちゃんかーちゃんもじーさんばーさんも。
歌えないにしても、認知度はかなり共有できてたレベルだよね。

…いや、正直言うといまいち自信ないんだ。
そんな歌番組好きは我が家だけだったかもなんて、
そんな情けない不安が一抹。

「昔はよかった」論をぶつほど老けこんではいないつもりです。
だから(だけど?)、ここで俺が言いたいのは
さわりのフレーズを聴いただけで当時の空気や匂いまで再現できる共有財産を持てたことの幸せと
当時の小遣いでは手が出なかったアルバムを簡単にポチれるというプチ成長感。
大人には、なるもんだね。

---------- キリトリ -----------
以下、収録順につまみ食い。

十戒(1984)
我が吹奏楽部で演奏したっけなあ。
他にも、松田聖子メドレーや星屑のステージや超時空要塞マクロスや。うう。

DESIRE-情熱-
ちょうど高校受験・入学のときで、
ちょうど俺の中で「歌番組を観る習慣が終わった」タイミング。
だから、俺にとって明菜はこの曲で止まってます。
ヴィジュアル的に衝撃的。

北ウイング
この世界観、もう言葉も出ません(出てますがw)
歌詞も音楽も、超絶の名曲。
改めて今聴いてもその認識は変わりません。
お台場の屋形船宴会で歌った歌ですがな。

サザン・ウインド
なんか知りませんが、
今は亡き千厩中学校の1F廊下にいた俺がいつも蘇ります。
記憶再生のスイッチ。

ミ・アモーレ
これはもう、理屈抜きでブラウン管の向こうで歌う彼女の印象が圧倒的。
レコード大賞が、一応名実ともに意味があった最後の時代。
いまとなっちゃあ単なる茶番でしかないショーですが(観てもいないけど)。
TBSさん、これ以上のレコ大とベイスターズ保有は恥の上塗りっすよ。

---------- キリトリ -----------

で、結局、過去を回顧するという加齢臭たっぷりの文章になりました。
いいんです。確信犯ですので。

列車の中で聴いたら勝手に歌いだしそうだな。
運転中なら確実に車内カラオケ状態。
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