楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

秋田に来た

2021年07月30日 | 円 -bicycle-

 

台風8は男鹿半島では温帯低気圧となって殆ど風雨も無く通過した。

 

男鹿半島一周40kmはアップダウンが結構キツイ。

竜飛崎と共に今回の旅の難所をクリア出来てホッとしている。

 

半島で出会った地元のオヤジさんによると、レンタサイクルで周り始めて引き返す観光客をよく見掛けるとのこと。

 

29日。一日、休養を取り男鹿半島最北端の入道崎に向かった。

 

 

6:00には小雨だったがやがて快晴。沖を行く北向のフェリーの白さが際立つ

 

 

北緯40度の入道崎に到着。沖に『水島』が見える。海が荒れると海中にぼっする。

 

 

入道崎で「延命地蔵尊」の掃除をしている漁師さん7人にあった。海難からの守り神伝説だ。

冬は漁も大変のようだ。マグロの小さいのは獲れるらしく、「大澗は正月番組さ」と笑っていた。

 

 

1時間も話をして、一周起点の男鹿市に向かった。半島を縦断する道路沿いに山間部の土地を最大限使うような何学模様の水田が作られていた。

 

 

秋田の温泉ホテルに到着。布団で寝られる!

贅沢して焼肉にした。

 

 

 

 

 

 


男鹿半島にて

2021年07月28日 | 円 -bicycle-

 

 

昨日7/27、男鹿半島の西部、桜島野営場に来た。正確にはその付近。

野営場を併設しているホテルが「休館日」で受付が出来なかった

 

今朝も道路からホテル入口の看板は「休館日」のままだった。

 

コロナ禍か。。。いつもなら半島巡りの車が行き交っている季節のはずだが殆ど無い。

 

 

台風8が直撃しそうだが、朝からカンカン照りで暑い。

今日は休養だ。

 

太陽光パネルが全開で、久しぶりにラジオ、ネットと繋がったら案の定のコロナ感染爆発、猛暑、一方でオリンピック祭の異常事態のようだ。

「俺は知らない」それが今の日本。

オリンピックで国民の目が醒めればそれが強行開催のもたらした最大の意義になるだろう。

その前に止める人がいない。

 

ダチョウは敵が来たりしてどうしようもなく困った時に砂に頭を突っ込むらしい。

IOCも、組織委員会も、政府もその状態の思考停止。無作為の作為が問われなくてはならない。

 


またしても『安全・安心』のキャッチフレーズがどこかへ飛んだ。

 

男鹿半島のゴジラ岩。どこが?の感あり。

 

深浦を出て男鹿半島を望む。ひぇー遠い!

 

 

 


風呂の日

2021年07月27日 | 円 -bicycle-

 

26日が「風呂の日」とは知らず。

青森県深浦町の「不老不死温泉」が何と無料!

 

 

赤茶色で鉄分の湯かな、暑いさ中の旅の疲れが取れた。

海岸の露天風呂はアブの大歓迎会。日本海を眺めつつ手ぬぐいでスイングしていた。

 

大阪の友人が送ってくれた材料で作った「オニヤンマ君」を浴槽に持ってくればよかった。

 

テント設営の時は帽子につけているが、あまり寄って来ないので効果ありか。まだいないのか。

 

 

 

 

気温32℃の中、キャンプ地の秋田県八森の「ハタハタ館」に着くと、併設する温泉がまたまた250円。

 

温泉三昧の一日だつた。

台風8号が近づいている。

今日は大潟まで行ってみる。

 

 


五所川原で休養して行合崎キャンプ場に来た

2021年07月26日 | 円 -bicycle-

2021.7.25  14:30

マップでは70kmだがメーターは84kmの行合崎キャンプ場に来た。

途中休憩した千畳敷にボトルを忘れて引き返した。

 

深浦町・行合ユキアイ岬は北海道と本州の交易船の行き合う所の意味があったらしい。

 

誰もいない。(笑)

 

 

五所川原・金木オートキャンプ場では“ご近所さん”と仲良くなった。

 

奥さんがキャンプが苦手で小学生の息子二人を連れて4連泊していた地元の若い父親がいた。夜は一緒に食事をした。

 

所々不満を言っていたが、酔いとともに青森弁が分からなくなった。

残り物でトマト入りお粥を作っていると、「米をもってけ~」と分けてくれた。優しい。

 

息子が学校に上がる前の頃、小樽の海辺にキャンプに連れて行ったことがあった。

 

夕食が終わるやいなや「さあ帰ろ」と言ったことが今も時々夫婦の会話になり大笑いする。その後は付き合ってくれている。

 

《金木の太宰治の生家 2021.7.25 6:45》

大地主財閥であったことを示している。

 

《鰺ヶ沢「焼きイカ通り」》2021.7.25  10:30

開いて焼いていた。江差の懐かしい味がした。

 

《千畳敷》宮崎県の青島に劣らない。

 

今日は不老不死温泉に寄ってから八森まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


龍飛埼から五所川原

2021年07月24日 | 円 -bicycle-

 

《五所川原・金木オートキャンプ場 2021.7.24 6:30》

 

暑い。

おかげで太陽光パネルはパワー全開だ。

 

龍飛埼から五所川原・金木オートキャンプ場に来た。65km。

岬から急登が9kmあった。立派なキャンプ場で無料!

 

2021.7.22 17:30 龍飛崎到着

 

 

 

2021.7.23 9:00 眺瞰図台より日本海 

 

《イギリスとオーストリアからの青年》

 

曇っていて岬から北海道は見えなかったが綺麗な日没、

津軽半島頂部では「眺瞰台」で深い霧が晴れて碧い日本海を眺めることが出来て、来た甲斐が登りの苦労を飛ばしてくれた。

 

 

昼食で食べた名物の「シジミ汁」の塩分がカラダに浸みた

 

今日は滞在して休養と洗濯。良く乾きそうだ。

 

 

 

 

 

 


竜飛崎へ

2021年07月22日 | 円 -bicycle-

 

ワクチン接種も終わったし、換気十分の本州日本海沿いをツーリングしてみることにした。

コースは青森県・竜飛崎から新潟までの約600Km。なかなか暑そうだ。

 

津軽半島の「今別」まではJR輪行、そこから竜飛崎まで北上し、半島突端の激坂?を超えて新潟まで野宿をしながら走行する。

 

このブログの『私の自転車旅物語』のパートで書いた2016年の敦賀→新潟に繋がるので、いつか山陰地方経由で下関まで走ると本州の日本海沿岸走破になる。

叶うかどうかわからないが、何かしらの目標を持ち続けたい。

 

先日、朝のポタリングで道の駅に寄ると珍しい形をした自転車を屋根に乗せた軽自動車を見かけた。

京都からアルバイトをしながら旅をしている中年の男性だった。自転車は岩場の競技用とかでサドルが無く、フレームのダイヤモンドが押しつぶされたような形状だった。座る暇が無い自転車というものがある。

 

竜飛崎も行ったことがあるとかで突端の岩場の景色、キャンプ場のおばちゃんが「津軽海峡冬景色」の曲を流してくれたことなど、話しが盛り上がって楽しみが膨らんだ。

 

※ということで暫くBlogは太陽光パネルの発電量次第になります。

 

 

 

 

 


カリンズでジャム

2021年07月20日 | 日記

 

庭の片隅のカリンズの実が真っ赤に色づいた。甘酸っぱい味がする。種は小さいが比較的硬い。

ジャムを作ってみることになった。

ネットには何でも出ていて便利だ。

 

ひと粒ひと粒外すのは大変と思っていたら、房ごと水洗い。

 

 

こんなにあった。

 

さっと茹でてから普通の金網ザルで濾す。何と簡単。

 

液体に好みの量の砂糖を加えて弱火で煮詰める。酸味を活かすため味見をしながら砂糖は控え目にした。

 

 

出来上がり。ペクチンが多いらしいがそれほど固くはならない。

ジャムのほか、氷を浮かべた焼酎割りの材料にしても良さそうだ。

明日から楽しみだ。

 

 

 


山口香氏退任

2021年07月19日 | 日記

ラジオ番組で「元」JOC理事山口香さんと紹介されて退任したことを知った。

10年間勤めたというからひとつの区切りかもしれない。

 

オリンピックについて、世間が疑問に思っていることについて、ごく当たり前の見解を述べてきたのでJOCの良識が去ったようで残念だ。

今後は別の立場でJOC、スポーツ界に風穴を開けて欲しいものだ。

 

大会組織委員会橋本会長は就任早々、沢山の女性理事を入れたがさっぱり声が聞こえてこない。山口氏の意見が理事会などでどう扱われ、JOCの行動にどう反映されたのか甚だ疑問だ。

「IOCとの間でそのように決まってますから」という上意下達のスポーツ組織の体質はバッハ会長の迎賓館歓迎式に如実に現れた。

開催国の国民が多くの制約下にあることがJOC側から伝わっていない、伝えていない、ことの裏返しでもある。

 

毎日のようにオリンピック関係者のコロナ感染が報告されている。”泡“そのものがクラスターになる危険性が出て来た。

橋本会長は盲目的に「決まってますから」と競技続行に突進するようで非常に心配な状況だ。

そもそも選手村にどのような人達が何名存在するのかさえ組織委員会は把握出来ていないのだという。秘密主義に陥らざるを得ない。

 

組織委員会には蒼々たる人物が名を連ねている。山口氏のような冷静な目で発言する人物が他にいないのか。始まった以上、ストップの判断も必要になる。

 

 


暑い、梅干しづくりだ

2021年07月18日 | 日記

暑い。

数日前の早出し馬鈴薯拾いの日も暑かった。

一緒に組んだお婆ぁさんが風が吹くと皆に「風だよ~皆んな立って~」と声を掛けていた。微笑ましかった。疲れが風と飛んだ。

 

2日間の作業依頼だったが、予定より進んで1日で終了した。

翌日から30℃を超える日が続いている。作業が1日で終わって内心ホッとしている。

この時期は春大根と春キャベツの収獲、秋大根の種まき、小麦の刈り取りなどの作業が重なり、農家の皆さんは暑かろうが休みは無い。大変な仕事だといつも思う。

 

2021.07.18

 

暑い日々、季節感のある梅干し作りをした。

南高梅の過熟気味のものが1Kgで1,000円と安かった。

僅かだが昔漬けた物も残っているので夫婦で時々食するには十分だ。

 

 

ひと晩水に漬けて軸を取り、水を拭き取った梅を塩で揉んだ赤シソと二晩漬けて、表面が乾く程度に天日干しする。シソは庭の片隅に密生しているものを利用してみた。

漬け込む塩分は“塩梅”だ。5パーセントくらいか。

猛暑で2日で干し上がり、良い具合に仕上がった。

 

※瓶詰めして、カビ防止のために焼酎と塩を少々振っている。

 


小麦畑のモンサンミシェル

2021年07月17日 | 日記

 

今朝のポタリング。

30℃の暑い日になりそうだけれど早朝6:00は涼しい。凄い霧だった。

 

秋蒔き小麦も色づいて下旬から収獲開始だろうか。

霧に包まれた遠くの森が10数年前に訪れたフランスの修道院のモンサンミシェルのようだった。

 

小麦畑がノルマンジー地方の牧草地。

その向こうはドーパー海峡。

 

潮風に当たった草はミラルが豊富で、そこで育った羊の肉はプレ・サレ(塩)と呼ばれる上等品だ。

北海道の日本海岸、増毛町出身の三国三秋シェフが焼尻島のめん羊がそれだと教えた。

途端に銀座の高級レストランに直送されてしまう略奪的な食文化の浅はかさ。

 

若かりし時、仕事で訪れた島の放牧地で地元の人と炭火を起こして骨付きチップを炙って食べたことがあった。

そこにしか無かった楽しみが今では手の届かないところへ行ってしまった。パン用にも優れた品種が開発されてきている国産の麦とて分からない。

 

 

《2009.7.4  焼尻島 白浜野営場とテントに寄ってきたサフォーク種》