《2022.9.26 ドーム最終5連戦3戦目》
日本ハムの札幌ドームでの試合は今日のロッテ戦が最終戦になった。
2004年に北海道へ移転して19年目のシーズンは残念ながら最下位が確定しているが新球場のスタートとして、結果ではあるが絶妙の順位だ。
移転2年目にファンクラブに入ったがヒルマン監督の頃に年間3~4回球場に足を運んだくらいで獲得ポイントは少なく、一度も使ったことが無かったが、そのようなファンを対象にした内野A席までの無料招待のメールが届いた。
ドーム最終5連戦の3日目の26日にイーグルス戦を観に行ってみた。
観客は1万7,000人で普段の半数の入りだったが、先発の左腕加藤が持ち味の制球力で好投し、3-2の1点リードで迎えた9回は先発ローテーションの伊藤大海が150Km台のストレートをびしびし決めて初セーブを飾った。
この試合で加藤が1シーズンの四球を11個とし、72年振りの最小記録を更新した。
見応えのある締まった投手戦だった。
日ハムが北海道に来た頃、スタンドはガラガラだった。
当時、ヒルマン監督は試合前に通訳とともにビジタースタンドも回って挨拶していて、目の前を歩いて行ったこともあった。
地域に溶け込んだチームカラーの始まりではなかったか。凄い人だと思った。
小学生時代に放課後は毎日のように三井芦別鉱のノンプロ野球の試合や練習を観ていたので、TVとは違った臨場感がやはりいい。
来シーズンは北広島の新球場が車で15分と近く、これまでより足を運ぶとしよう。
記録を調べてみると、2016年の3度目の日本一は最大11.5ゲーム差を逆転してリーグ優勝し、日本シリーズはカープを相手に2連敗から4連勝して成し遂げている。
札幌市内の優勝パレードの紙吹雪を禁止するかどうか議論があり、結果、「皆で後片づけし よう。」ということになって、ボランティアで清掃作業に参加したことが懐かしい。
パレードは2006年11月18日のことだった。
コースターほどの色とりどりの紙吹雪がビルから初冬の札幌の空に舞った。
ヒルマン監督の『シンジラレナイ!』が流行語になった。
さて、続投するであろう新庄劇場第2幕は・・・。
さよなら、札幌ドーム。