楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

2024自転車ツーリング納会 -つづき-

2024年10月14日 | 円 -bicycle-
2024自転車ツーリング納会の〆は蟠渓温泉から伊達紋別まで25Kmを走って、JR普通列車で3.5時間の旅をビールを飲みながら楽しむ計画だったが、走りながらファイターズの大事な一戦を観たくなり、急遽、特急列車に変更した。

追加料金は2,400円位だが、エスコンに行ったと思えば安い。

14:00過ぎに無事帰宅して、選手の感激の涙を見てウルッときた。
まだこれからホークス戦を勝たなければリーグ覇者として日本シリーズに出ることは出来ないのにエスコンは感激の渦だ。

張本氏だと「プロ勝負師たるものメソメソ泣くな!」と喝!!が来そうだ。

選手はファイナル出場の嬉しさばかりでなく、この2年間最下位に沈んでいて苦しかった時期を思い出してついつい涙したのだろう。プロ野球選手も人の子だ。

ファイターズ、エスコンに戻って来いよ!!
そして、チャンピオンフラッグをエスコンに!!!

2024自転車ツーリングの納会も無事出来て、今日はとても良い「体育の日」だった。

納めのツーリング

2024年10月14日 | 円 -bicycle-

自転車ツーリングの納めで支笏湖を通り、美笛峠(1.180m)を越え、いつもの蟠渓温泉の宿に来た。

途中まで車で送って貰ったので走行距離は50km。
昔は玄関から玄関で90Kmだった。

紅葉はまだ早かったが、好天の下、碧い支笏湖を眼下に見ることが出来た。久しぶりに山葡萄が成っているところを見た。


3連休だけれど、泊まりは私と高齢ご夫婦だけ。
山間の鄙びた湯治場タイプの宿はお客さんの足が遠くなっているのかな。

宿のTVで日ハムが1勝1負のタイに持ち込んだことを知って、ひとり大喜びをした。


今日は25kmほど走ってJR伊達から3時間半ほどの普通列車の旅だ。腰が痛い。。。








今、2食付き6.500円の宿はなかなか無い。
お婆ぁちゃん、いつも有り難う。

いい天気

2024年08月24日 | 円 -bicycle-

2024.8.22  O農場の馬鈴薯収穫完了


焼尻島自転車旅から帰ってきて、O農場さんに馬鈴薯の収穫作業に行くと、息子さんから「今日で終わるかな。」とのお言葉。

お盆明けから始めるとのことだったのでやや拍子抜けした。価格が良いので1週間ほど早めに掘り始めたという。天気にも恵まれ、何はともあれ目出度し目出度しだ。来週から大根の収穫が再開する。

 
      
      2024.8.24 6:40 ポタリングコース

今日は朝から晴れ上がり予想最高気温も29℃だ。気持ちがいい。


      

          


    



テントのフライシートが古くなって焼尻島で裂けた。インナーテントはまだ使えそうなのでフライだけ新しいものに交換した。20年近く使っていた。

幸い同じ型番のものがAmazonで販売されていたが、そこそこの新しいテントを買えるくらいの14,300円也。

縫製者だろうか、名前が付いているのは品質に責任を持っていることを感じて価格に納得する。鮮やかなオレンジ色が目に染みる。

北海道の自転車旅のシーズンは残り少なくなってきた。

焼尻の旅から帰ってきた

2024年08月10日 | 円 -bicycle-


2009年7月 焼尻島の旅。
今回も同じ場所にテントを設営した。


自転車旅を始めて20年近く経って、ライダーも用具も老朽化してきた。
テントポールの接合部が破損して予定を2日繰り上げて帰宅した。

最近、同じトラブルで交換した箇所とは別で、金属疲労かなと思うのだが専門店に聞くと大抵は接合がきちんとしていない時に破断が起きやすいという。
焼尻島に来て2日目の夕方のことだった。


幸にもキャンプサイトの近くに海水浴の立派な更衣室があったので夕方に引っ越した。

直ぐに翌日の早い時間の高速フェリーを予約し、羽幌から留萌まで走り、夕方の札幌行き都市間バスに乗車。残り物の食パンとチーズとワインの晩飯を食べて熟睡、2時間ほど寝ている間に夜の札幌駅前に着いた。

天気も良かったし、もう一日島に居たかったが、テントポールのトラブルで済んだことに感謝。

いつの日かまたやっぱり島へ行きたい。
人口200人の素朴な暮らしと手つかずの自然と不愛想な商店のオヤジがいい。



2009年7月 焼尻島の旅




オレンジの我がテント。

すぐ傍が羊の牧場だが、今回は放牧風景を見ることが出来なかった。
牧場は羽幌町営でスタートし、第三セクターに移行した。昨年は運営難から閉鎖も危ぶまれたが地元企業が引き継いだ。
なんとか〝プレ・サレ〟(潮風を浴びた牧草で育った羊)を伝えて欲しい。



2024.8.8 8:00 キャンプサイト出発




途中で見かけた「うに漁」  長い竿の先の籠に取り込む



離岸 10:05

船は焼尻島の薄曇りの海を滑るように離れた。





ひとまず、さようなら



焼尻島のプレ•サレ食べた

2024年08月07日 | 円 -bicycle-

もう機会がないかなと思い、昼にフェリー乗り場の食堂で3200円の羊肉定食を食べた。島の羊は海風のミネラルを含んだ牧草で育つ。

プレ•サレ、塩の傍、海の傍。フランスのノルマンディ地方の羊と同じ高級食材だ。銀座に直行?するのでここでしか食べられない。

やっぱり羊の肉は旨い。サッパリしていて、それでいて上品なコクがある。

焼尻島に乾杯!

 

 

 

 

 


焼尻島に来た

2024年08月06日 | 円 -bicycle-

 

5年ぶりくらいか、焼尻島に来た。

白浜野営場は緬羊牧場の傍、向かいは礼文島、北海道。

ペリー来航の5年も前にラナウド•マクドナルドというアメリカの青年が上陸している。のちに長崎でネイテブの英語通訳を育てた。

吉村昭の『海の祭礼』で知った。

 

 

 

 


黄金岬に来た

2024年08月05日 | 円 -bicycle-

 

自転車輪行で〝黄金の日没〝を見に留萌の西海岸に来た。

残念ながら曇り。

 

 

ハマナスの実

 

近くで親子の〝世界カニ釣り選手権〝が開かれていた。

イカが餌。苦戦模様。

 

今日は日本海沿岸を50km北上して苫前町まで。

その後は久しぶりの焼尻島が楽しみだ。

緬羊牧場の隣にキャンプサイトがある。

曇り、25℃の予報なので走りやすそうだ。

 

 

 

 


20年経過のテントポールを修繕した

2024年07月24日 | 円 -bicycle-
6月の長沼1泊自転車キャンプで、テントのポールの接合部がポキッと僅かな音を立てて破断した。以前にも知床のウトロのキャンプ地でも同様のことがあった。連結部がしっかりとハマっていなかったのかもしれない。

先日の2泊の月形キャンプでは慎重に扱って特に問題は無かったが、付属の応急措置用のミニパイプを既に2個を使ってしまっているので先日札幌の山岳用品店で本格的にポールの一部分を交換した。


パイプは直径サイズごとに在庫があって、テントの型式に応じた長さに切断して調整してくれる。さすがに専門店だ。

購入してから20年近くになるので金属疲労のことを聞いてみると材質のスカンジウムでは通常は考えられないということだった。やはり設営の時のパイプ連結が緩かったのだろう。

それにしても山岳用品は生命に関わるので丈夫なものだ。使う人間は老化の一途を辿っているが。


交換した材質は黒色のアルミだが、庭でテントを設営してみたら曲がり具合に特に違和感は無く大丈夫そうだ。

8月に久しぶりに焼尻島に自転車キャンプに出掛けるのでこれで強い海風にも安心できる。




接合部が破断し、ミニパイプと絶縁テープで補修(6月長沼キャンプ)




右側は知床ウトロでの応急箇所




スッキリ1本を交換した。

のんびり

2023年12月17日 | 円 -bicycle-

年の暮れに流れる曲を聴きながら今年の自転車旅を振り返っていたら、今日も年賀状は何も進まなかった。

 

下北半島 八戸→大間 8/19-25

苫小牧東港

 

大間岬の朝

 

 

 

 

向こうは北海道

 

O Holy Night;Luciano Pavarotti 

 

クリスマスキャロルはキリストの生誕を祝して、教会に限らず一般社会の中でお祝いの歌として愛唱されてきた歴史があるとのこと。

パバロッティの伸びやかな歌声に聴き惚れる。

 


悲しい事故

2023年09月11日 | 円 -bicycle-

国内では珍しい街と街を結んで走る自転車ロードレースの「2023ツール・ド・北海道」の初日(8日)に悲しい事故が起きてしまった。

中央大学の五十嵐洸太選手(21才)が、下り坂で対向車線に出て前を行く集団を追い越し中に、登ってきた乗用車と正面衝突し、9日に亡くなられた。

本当に痛ましい。ご冥福を心からお祈り申し上げる。

 

4年生だから就職も決まり、大学最後のシーズンに打ち込んでいたと思う。

報道写真で道路上に倒れている自転車のゼッケンプレート161を見て、涙がこみ上げた。

末尾1番は通常はエースナンバーであり、5名のチームの中で一番先にゴールすることを目指すポジションだ。

チームメートはそのために様々なアシストをするのが自転車レースだ。

 

現場は若い頃はロードレースの練習で、最近は吹上温泉に向かう自転車旅で走っている。

「ツール・ド・北海道」では7~8年前に審判員として、車両で通過したことがあった。

 

美瑛町から登って、十勝岳望岳台の横を通り、標高1,000m付近の吹上温泉を過ぎてからの狭くてカーブの多い急坂で事故は起きた。

 

審判員の経験では、山間の狭くて険しい峠などでは両方向が通行止めになるが、コースの枝線にある農家、牧場などの車両や交通規制開始前にキノコ取りなどでコース内に入っている人の車両が突然出てくる危険性は以前からあった。

そのため、先頭のパトカーがスピーカーで注意を促し、要所では立哨員が警戒し、これまで事故は無かったと記憶している。

 

事故原因は警察が調査中であり不明であるが、報道によると、乗用車の運転手は交通規制が行われている区間の駐車場で観戦した後に吹上温泉に向い、下ってきた選手と衝突したようだ。

 

この通りだとすると、乗用車の運転手は交通規制開始前にコースに進入して観戦し、もう選手は来ないと判断して吹き上げ温泉に向けて走ったと推測される。

五十嵐選手が追い越そうとした集団は先頭からかなり遅れていたのかもしれない。

 

レースでは、最後尾の選手の後方から警察のパトカーが交通規制の解除をスピーカーで告知して行く。

乗用車の運転手はその行動からコアなファンと思われるがこのことを知らなかったのだろうか。

 

五十嵐選手が追いそうとした集団はレースのどの位置を走っていたのかも焦点だ。

もし先頭からかなり遅れていたとしたら、審判員が手薄になっていて危険行為の制御など、レースコントロールが不十分だったことも考えられる。

 

いずれ原因が明らかになると思うが、十分検証して安全対策を強化し、ヨーロッパスタイルの「ツール・ド・北海道」が継続されることを願う。